「略奪された花嫁」58〜59話・聖皇からの提案

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ハカン、もう少ししっかりしなさい。

58〜59話のあらすじ

聖皇がかつて愛した女性がルシナに似ていたと知り、さらに嫉妬するハカン。トゥランに止められるも、聖皇がルシナと二人きりになっている時間が長すぎるといって、部屋に入って行ってしまいます。

ハカンが宴に戻ってはどうかというので、聖皇もいったん話を切り上げました。

ルシナと一緒に宴に戻る途中、ハカンは自分が嫉妬していたと正直に話します。

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58〜59話の感想(ネタバレ含む)&次回考察

聖皇はルシナに、ここへ連れてこられたのは自分の意思ではないらしいから、本当に今満足しているのか、と聞いたのですが、ルシナは幸せだと答えます。

聖皇としては、幸せでなかったら一緒に大神殿に来て欲しかったのだと。タヤールを離れるということに難色を示すルシナ。

そのときにハカンが入ってきたので、話が途中でした。ルシナは、休憩中の聖皇の元に戻り、自分は王妃になるからタヤールを離れないと伝えます。

しかし聖皇は、タヤールにいるとルシナとお腹の子に危険が及ぶからと、ルシナを説得します。

ルシナは一人で判断できなかったので、翌日ハカンと一緒に話を聞きました。

シフターという魔物がタヤールを狙っている。タヤールを襲ってきているドラゴンスレイヤーのトップがシフターだと話す聖皇。

どうやらドラゴンスレイヤーの大半はシフターで、そのトップがルシナのお腹の子を狙っているのだとか。

管理人
管理人

まあ、突拍子もない話が出てきましたね。

なんで聖皇がそんなことを知ってるのか?と、当然の疑問がハカンから出てきます。

シフターはしょせん魔物なので、大神殿にいればルシナたちを守れるのですが、シフターについてなぜ知っているのかは、まだ話せないと言います。

ルシナの子を守るには、出産までにシフターを一掃すればいいのですが、そう簡単なことではありません。

冷静に考えたら、ルシナを大神殿に送るのが最善。

ハカンもそれはわかっているのですが…どうにも決断できない。

管理人
管理人

最近は、強い大王というよりも、恋するひとりの若者になってしまっているので、もう少ししっかりしてほしいなと思ったりする。

あの頼りなかったルシナの方がしっかりして見えます。

挙げ句の果てに、野蛮族と呼ばれる俺よりも、聖皇のような人と結婚した方が幸せだったのではないかと言い出し、ルシナに「バカなんですか?」と言われてしまいます。

はい、おそらく読者みんな、そう思ってました。

しっかりしなさい、ハカン。

初期の頃の、強いハカンが見たい。

今回のストーリーのまとめ

・聖皇は、シフターという魔物がルシナとお腹の子を狙っているから大神殿に行こうとルシナを説得

・なぜ狙われているのか、理由はまだ言えないという聖皇

・ハカンはルシナを離したくなくて不安になる

→60話へ続きます。

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