「略奪された花嫁」37話・キャンドルの黒魔術

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この幻覚からは逃れられるのか。

37話のあらすじ

ルシナがハカンの部屋にやってくると、ハカンの様子がおかしく、ルシナの装身具を引きちぎってしまいます。ハッと我にかえり、体調が悪いから今日は別宮へ戻るようにというハカン。

自分がなぜこんなことをしてしまったのか、わかりません。

ルシナはハカンの様子がおかしかったことが心配で眠れず、ティティとともに温泉に行きます。

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37話の感想(ネタバレ含む)&次回考察

ティティと一緒に温泉に行って、潜ったり泳いだりしながら、気分転換をするルシナ。

そこへ、ハカンがやってきます。温泉から上がって身支度をしているルシナを見て、可愛いと思うハカンでしたが、また様子がおかしくなります。

管理人
管理人

ここで仲良くするシーンが見られると思ったのに!

これこそが、ギライのキャンドルの効果でした。あのキャンドルを使うと、誰かに愛情を感じるたびに幻覚を見るようになるのです。

このときハカンが見ていた幻覚は、ルシナが嬉しそうにギライと抱き合っている幻覚でした。

怒りのあまり、ルシナに駆け寄りますが、ルシナはなぜハカンがそんなに怒っているのかわかりません。

ハカン自身も、ルシナを見るとなぜ怒りが湧いてくるのか分からずにいました。

幻覚が消えても感情は残るので、知らず知らずのうちにルシナに負の感情を抱くようになる。それこそが、ギライの目的でした。

管理人
管理人

これ、黒魔術だって気づける?

そうすれば、ルシナは自らハカンのもとを去るだろう。自然に二人の関係が切れてくれればルシナが怪我をしなくて済むし、ハカンに失望して自分のところに来てくれるかもしれないと期待していました。

ルシナが来てくれたら、一緒に王宮を去るんだ。

いやしかし、無理だって。

いくらなんでも無理だって。

今回のストーリーのまとめ

・ハカンはルシナに乱暴に当たってしまう

・ギライのキャンドルは、愛情を感じるたびに幻覚を見る効果があった

・幻覚は消えても感情は残るので、ルシナを見るたびに負の感情を抱くようになる

38話へ続きます。

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