そんな条件だったとは。
83話のあらすじ
コンピューターは例外条件の設定を指示してくるのみで、自分が同じ人生を繰り返す仕組みはわからずにいたリゼ。
一番目のエディットが転生者だとわかり、協力すればここから抜け出す方法がわかるかもしれないと、希望を見出します。
しかし、エディットに助け合っていこうと提案したとき、なぜこんな物語にしたのか、本物のリゼでもないくせにキリアンまでキープしようとしているのかと言われ、腹を立てたリゼ。エディットに邪魔されないようにと絶対外せない例外条件を設定したのでした。
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83話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
話は現在に戻り、エディットが自分の部屋で目を覚ますと、リゼが自分に馬乗りになっていました。
リゼが設定した、第三の例外条件とは……「死ぬ運命を受け入れる」でした。
ほー、たしかにこれは外せないでしょうね。
エディットの言う通り、もし公爵と皇女が味方になってくれなかったら、あの場で処刑されていましたから。
これまでのエディットは生き残ることに必死だったから、リゼは今回のエディットも絶対に逃げると思っていました。
最初はその思惑通り、逃げようとしましたもんね。でも今回のエディットは、死んでもいいから最後にキリアンの目に映りたいと、戻ってきた。
処刑されるかもしれないのに。これが、死ぬ運命を受け入れるってことだったんだ。
第三の例外条件をクリアしたので、原作者の力は完全に消えました。もうリゼ(=原作者)がエディットの人生を狂わせることもない。
ようやく安心できる……はずだったのに。
リゼはもう狂ってしまっているのかな。こんな世界をループし続けて。
少し可哀想な気がする。
どうして転生したのか、その理由もわからないし。
その目に狂気をはらんだリゼは、ナイフを持って、エディットを刺すのかと思いきや、自分を刺そうとしてる!?
最後の最後で、エディットを殺人者にしようとしてるの!?
というか、なぜこんな展開になってるのよ。リゼは謹慎させられてるんじゃなかったのか。キリアンは、あれだけリゼを警戒していたのに、どうしてエディットの部屋に入れたんだよ〜〜。
と思いながら、次週を待ちます。
・リゼは一番目のエディットと協力したかったが文句を言われて腹を立てる
・絶対外せない例外条件を設定した
・第三の例外条件を外され、捨て身の行動に出るリゼ
→84話へ続きます。
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