「よくある令嬢転生だと思ったのに」76話・逃避行

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お願いキリアン、がんばって。今週こそ会えると思っていたのにな。

76話のあらすじ

リゼとクリフは公爵邸に無事戻ってきました。公爵夫人ももちろん一緒ですが、軽い外傷と軽い脳震盪だけのはずなのに、なかなか目覚めません。

キリアンも皇宮から戻り、エディットの居場所を聞くと、クリフからは誘拐事件の首謀者がここにいるわけないと言われてしまいました。

ソフィアもシェインもとらえたし、状況から見てエディットの仕業で間違いないというクリフに反論しようとするキリアン。しかし頭痛がして、言葉が出てきません。

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76話の感想(ネタバレ含む)&次回考察

ここで、原作者の力かー。

ソフィアがエディットを虐待していたことを考えると、エディットが首謀者なわけないのですが、キリアンがその事実を口にしようとした途端、原作者の力が働いて言葉が出てこなかった。

目の前にいますからね、原作者。

エディットを心配するアンナは閉じ込められてしまったし。

管理人
管理人

なんてことをするんだ、クリフ。

絶対に、兄より先にエディットを見つけなければと思い、キリアンは飛び出していきますが、それを冷たい表情で見ているリゼ。

絶対に大丈夫。エディットは逃げるし、第三の例外条件は絶対にクリアできない。

そう思っているリゼ。

管理人
管理人

ああ、いつになったら、この女の悪巧みが明らかにされるのか。

このままだと、エディットが本当に悪者になってしまいます。

その頃エディットは、銀行にたどり着いていました。

昔、偽名を使ってお金を預けていたのが、ここで役立つ。とりあえず全額おろして、服や地図を買います。

この季節(処刑される日)をなんとかやり過ごすことを目標にしてるみたいなんだけど、その前になんとかキリアンが見つけてあげて欲しい!!

でも、公爵夫人が目覚めたら、真相が明らかになるのではないかと思っているんですけどね。

今はリゼの証言しかないけど、出かける前にエディットに怪しい素振りなんてなかったと公爵夫人が証言してくれたら、リゼの証言の信憑性も揺らぐのではないか。

どっちを信用するって、公爵夫人でしょう?

お母さんは、キリアンほどではないけど、原作者の力が弱まっていると思うので、なんとか目覚めて欲しいなと思います。

今回のストーリーのまとめ

・公爵夫人はまだ目覚めない、誘拐事件の首謀者はエディットということになっている

・兄より先にエディットを見つけなければと焦るキリアン

・エディットは銀行でお金をおろして逃げる

→77話へ続きます。

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