家宝が全く似合っていないリゼ。
53話のあらすじ
いよいよ皇帝陛下へ挨拶する場面。原作では、ここでリゼが「ロレインの光」を披露しつつ、皇女と仲が良いということが明らかになるシーンなのですが、リゼ一人が注目を集めるはずなのに、なぜかカトリーヌはエディット見つめています。
するとカトリーヌは、リゼを美しいと褒めた後で、「エディット・ルドウィック」と声をかけ、いつもは別々に招待していたが、今後はエディットとリゼを一緒に招待しようと思うというのでした。
当然、周囲はざわつきます。
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53話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
宝石に負けてるよ、リゼ。
エディットがルドウィック家の一員であるということと、公衆の面前で言ってくれましたね、カトリーヌ。
この人、最初はリゼの味方なのかと思いましたが、原作の力が弱まったせいか、すっかりエディットの味方ですね。うれしい。
カトリーヌの発言に、愕然とするリゼ。すごい不満げ。やはりこの女、何か隠してる。
原作者なのか、エディットと同じ転生者なのか。何か関係があると思う。
一方、エディットと話すことができなかったリゲルホフ伯爵は、人目も憚らずレンストン大公に媚を売りはじめます。前皇帝を称賛する、それはすなわち現皇帝を貶める行為でしたが、誰も反論しませんでした。
そんな陰口が耳に入り、顔をこわばらせて立ち去ってしまったカトリーヌを追っていったキリアン。
キリアンは追いかける前に、また伯爵が来て何かしたら騒ぎを起こしてもいい、自分が責任を取るからとエディットに言っていきました。
こういうところが、すっかり立派な「夫」ですね。頼もしい。
伯爵が来るかと思いきや、レイラ・シンクレアたちがエディットに嫌味をいってきます。しかしそんなことに負けるようなエディットじゃない。
自分のことならまだしも、公爵家が侮辱されるのは放って置けないと、ビシバシ切り返す!
ほんと、エディットのこういうところ、スカッとします。だからいつも、応援したくなる。
大したことを言い返せないレイラ、ざまあという感じです。
そこにキリアンが戻ってきたので、私ってあなたに媚を売っている?と聞くエディット。
エディットがそんな女性ではないことが分かっているキリアンは、「???」となって、媚を売れるなら売ってほしいくらいだと答えます。
仲睦まじい二人を見て、逃げ出すレイラ。いい気味ですな。
私のキリアンとか言っているけど、どうしてそう思えるのか不思議。
キリアンは、エディットがいなかったとしても、レイラには1ミリも興味ないと思うのですが。
一方キリアンは、カトリーヌは幼馴染だから異性として見たことはないと必死で言い訳します。
全然疑っていないとエディットに言われて、ガーンとなるキリアン。
たしかに、キリアンが自分のことを好きだなんて、エディットには思えないでしょう。原作を知っているだけに。
でも、少しずつ周囲の人の温かさに触れて、キリアンと幸せになることはできないだろうかと思うエディット。欲が出てしまうと思ってるけど、欲じゃないよ。
ほんとに幸せになってほしい。
キリアンに愛されてるのに、まだそのことが分かってないから、早く気持ちが通じ合うといいのに。
キリアンはもう、リゼのことはなんとも思ってないと思うんだけど。
最後に、レイラの元に謎の手紙が。私と一緒にエディットを亡きものにしませんか?と。
誰だよ、こんな手紙書いてきたのは。
リゼか?
・建国祭でカトリーヌがリゼと共にエディットにも声をかけたので、二人に注目が集まる
・リゼはエディットも注目されたことが不満げ
・レイラはエディットに喧嘩を売るもあっけなく撃退される
・レイラあてに、エディットを亡きものにしようという手紙が来る
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