この国、こんなんが皇女で大丈夫なのか…
15話のあらすじ
偏った調査はしないというキリアンに、自分とリゼが同時に容疑者になってもそれができるのかと問うエディット。キリアンは何もいえませんでした。
皇宮にやってきたクリフとリゼを迎えたのは、皇女カトリーヌ。皇族とは思えない野蛮な性格で、帝国でただ一人、短髪の貴族の女性です。いかなる公式行事にも乗馬服で現れる漢書は、今日も乗馬服でした。
傍若無人な皇女も、なぜかリゼの前では優しいのでした。
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優しいとはいっても、この態度はないね…。
また、トラブルメーカーがひとり追加された予感。この人もエディットになにかするのだろうか。
どうやらカトリーヌ皇女は、長年クリフのことを思っていたらしく、リゼがクリフを奪った(?)のに、リゼには優しいという、よくわからない関係です。
今日は、例の事件のことを報告に来たようなのですが、まだエディットが犯人だと決まったわけでもないのに、一方的にリゲルホフが悪いという報告をするのでしょうか…
クリフがエディットのことを「思ったより頭が悪くて」というのが、めっちゃむかついた!!
エディットは頭悪くない!
あんなにがんばってるのに、ほんと、つらい。
誰か味方はいないのか。こいつらに言われっぱなしで、本当に悔しいです。
今回、百合子の過去が少し明らかになりました。
エディットが見ていた夢、どうやら百合子は子供の頃に、骨髄移植が必要な病気で入院していたようです。
隣のベッドの子はおそらく抗がん剤で髪が抜け落ち、つらい闘病生活を送っていましたが、20歳になるのが夢だと言っていました。
百合子は家族に面倒くさがられ、もう死にたいと言っていましたが、その子は20歳になって普通の人たちを見てみたいのだと。
しかし、骨髄移植を受けて戻ると、すでにその子は旅立った後でした。
だから、何があっても生きないといけない。生きることを諦めないと心に誓うエディット。
ああ、こんな辛いことが…
前世でも散々辛い思いをしていたのに、どうして転生してまでこんな辛い思いをしないといけないのだろう。
味方がいなくて本当に辛いと思うけれど、どうか諦めないで頑張ってほしい。
そして早くこの家を出て、幸せになってほしいと思います。
・キリアンは公平に調査をするというが信じられないエディット
・クリフとエディットは皇宮へ、皇女カトリーヌが出迎える
・百合子には骨髄移植で助かった過去があった