もっと怒っていいんやで、文ちゃん。
30話のあらすじ
和真はスーツに着替え、すぐに文を迎えに行きました。とりあえず必要最低限のものだけを持って母の家を出る文。
桜を見ながらベンチに座り、文は和真にこれまでの思いをぶつけます。和真は罠にはめられただけだと頭ではわかっているけれど、一緒に寝たこともキスしたことも許せないし、さやかと秘密を持ったことも許せないと。
今までもめごとを避けてきた和真。相手に合わせてやり過ごしてきましたが、その結果、一番大事なものを失いかけていることに気づきます。
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文が自分の気持ちを吐き出すことができて、よかった。
これまでの思いを全部和真にぶつけます。
和真も逃げることなく、しっかりと受け止めました。本当のことを知らせたら文が傷つくからと勝手に決めつけて、自分の嘘を正当化した。全ての原因は自分の弱さであると、認めることができました。
これからはお互いに小さなことも嘘をつかないと約束します。
で、さっそく、樋口くんに告白されたことを伝える文。
宣戦布告通りです。
しかも、キスされたってことも、ちゃんと和真に話しました。
やるな、樋口くん。これはさすがに、和真も怒りますね。
無防備だとか、男の好意には裏があるんだとか、今度はどんな奴が寄ってくるかと思うと不安でいっぱいだと、正直に気持ちを吐き出します。
これこれ!和真に足りなかったところ。
今までの和真だったら、怒らずに文ちゃんのせいじゃないよとか言ってたでしょうね。
でも本音をすぐに吐き出せるようになってよかった。
樋口くんは、文にキスをして「お礼いただきました」といってフェードアウトしてしまったらしい。
なんとまあ、いさぎよいというか。
いい男ってのはこうなんだよな。
二人は改めてお互いの気持ちを確かめ合って、自分たちは1+1ではなく、2分の1ずつでひとつなんだと思います。
ここで、タイトル回収!
すっかり仲直りできて、よかったです。
樋口くんルートはないと思ってましたけど、さみしいなあ。
・和真はスーツに着替えて文を迎えに行く
・文はこれまでの思いを和真にぶつける
・和真も逃げることなく文の気持ちと向き合い、二人は仲直り
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