「無能な継母ですが、家族の溺愛が止まりません」1〜3話・アイスベルグ大公家へ嫁ぐエルシャ

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前途多難。

1〜3話のあらすじ

半年ぶりの家族そろっての食事の席で、ひと月後にアイスベルグ公爵に嫁ぐことを知らされるエルシャ。

アイスベルグ大公は、隣国との戦争を終わらせた立役者でしたが、敵味方関係なく氷漬けにした「戦争狂」であるという噂のある人物でした。

皇帝の命令だという父は、それ以上何をいうでもなく、エルシャの結婚よりも妹のカランの誕生日パーティーの方が重要な家族たち。

エルシャの母は、エルシャを産んで亡くなってしまったため、父からも義母、妹からも冷たくあしらわれてきたのです。

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1〜3話の感想(ネタバレ含む)&次回考察

エルシャが急いで婚礼の支度をしてアイスベルグ家に向かうと、迎えたのは大公ではなく、小さな子供二人。

前大公の息子、ウィルバートとヒューでした。現大公は前大公の弟なので、甥を養子に迎えたことになりますが、エルシャは何も知らずに嫁いできたのです。

新婚早々、二人の子供の母になってしまったエルシャ。

これはちょっとかわいそう。

管理人
管理人

それでも持ち前の明るさで、なんとか二人と仲良くしようとします。

使用人たちに二人が好きなものを聞いて回るエルシャ。すると料理人の一人が、ウィルバートは昔、キャロットケーキが好きだったと教えてくれました。

しかし母親のクララが亡くなってから、口にしなくなってしまったのだとか。

そこでエルシャは、キャロットケーキを作ってウィルバートに持って行きました。

ウィルバートは、まだ小さいのに、自分は大公家の跡取りだからがんばらなければならないと、自分を追い込んでいるみたいですね。

ずっと拒絶されていたエルシャでしたが、ウィルバートはキャロットケーキを食べてくれました。

実は、キャロットケーキはポピュラーなお菓子でしたが、地域ごとにレシピが違うのです。

そこで、ウィルバートの母クララの生まれ故郷ルスワールのレシピで作ってみたのでした。

クララは料理なんてしたことがないのに、野菜が嫌いなウィルバートのために一生懸命キャロットケーキを焼いてくれたのだそうです。

管理人
管理人

いい思い出ですね。

そのケーキはパサパサで苦味があって美味しくはなかったけれど、ウィルバートにとっては大事な思い出だったんですね。

公爵令嬢なのに魔法は使えない、でもお菓子が作れるエルシャをいぶかしむウィルバートでしたが、それはエルシャの生い立ちと関係していました。

エルシャの母は、エルシャを産んで亡くなってしまったため、エルシャには母の思い出がありません。

思い出がない分、侍女のマーシャからたくさん話を聞き、母が好きだったものを再現したかった。各地の文化やレシピを調べ始め、このキャロットケーキもそれで知っていたのだそうです。

エルシャのことを少し見直したウィルバート。

管理人
管理人

ツンデレなところがすっごく可愛いです。

少し距離が縮まったかなと思いきや、相変わらず避けられているエルシャでしたが、廊下を歩いていると、家庭教師がヒューを叱責している声が聞こえてきました。

様子を見てみると、一方的に罵倒されているヒュー。大事にしているぬいぐるみを取り上げられ、窓から投げ捨てられそうになったところで、たまらずエルシャが割って入ります。

「これだから親なしは」って、子供にいう言葉でしょうか。

ヒューはまだ5歳です。

部外者が口を出すなと言われて、自分は大公夫人だからこの子達の母親だと言い返すエルシャ。

なんとそこへ、大公が戻ってきました!

今回のストーリーのまとめ

・ゾーネブルグ公爵家からアイスベルグ大公家へ嫁いだエルシャ

・大公家には話が伝わっておらず、大公は留守、養子の甥たちが迎えるも、歓迎されない

・なんとか子供たちと距離を縮めようとがんばるエルシャ

4話へ続きます。

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