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ばかビョルン。エルナがかわいそすぎる。
第96話のあらすじ
大公妃の座を守るために、自分から父親と縁を切れとビョルンに言われたエルナは、答える代わりに、あなたが私と結婚した理由を知っていると言います。
あの父親との親子の関係と、ビョルンの妻の地位。悩む必要のない選択ではありましたが、このまま知らないふりをすることはできませんでした。
しかし、ビョルンから帰ってきた答えは、「で?」でした。賭けのことは、ビョルンにとって秘密にするほどのことではなかったのだと思ったエルナは、ビョルンが望むなら離婚すると言います。
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第96の感想(ネタバレ含む)&次回考察
離婚するつもりがないから、ビョルンは必死で奔走していたんだけどね……ビョルンの気持ちが伝わっていないのだから、エルナがこんなふうに考えてしまうのも仕方ない。
ビョルン、そこは怒るところじゃない。
あのピクニックの日に、誰かの話を聞いてショックを受け、ボロボロになってパーベルト帰ってきたのだなと悟るビョルン。
そこまでわかっているなら、もっと優しくしてあげてもいいのに。
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今のビョルンは、嫉妬の塊になっています。
あの日、賭けのトロフィーになったことをパーベルに話したのか。それで慰めてもらったのか。
そんなふうに考えたら、怒りがおさまらず、年寄りに売り飛ばされるところだったのにむしろ幸運だったじゃないか、それともパーベルト逃げ損なったと後悔してるのか?と言ってしまうビョルン。
ここから、自分でも自分が怖いと思うほど、暴走してしまうビョルン。
離婚したいなら子供を産んでから出て行けと。
ここでビョルンは、自分のついた嘘が自分の首を絞めていることに気づきます。グレディスのことです。
グレディスの時は、妊娠している妻がいながら浮気をして、子供ごと妻を捨てたことになっているので、今回も子供と一緒に別れられるとエルナが思ってしまったのも仕方ありません。
でも、本当のことを言うわけにはいかないし。
エルナが、自分の子供を絶対に手放せないだろうとわかった上で、こんなひどいことを言っている。
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どうして一言、愛してるとか大事に思ってるとか言えないのかな〜〜〜〜。
やり方が間違ってる。こんな酷いこと言って、子供を理由にエルナを縛り付けて、それでエルナの気持ちが離れないとでも?
たしかにね、必死でエルナを守ろうとしてがんばってきて、なんとか父親と縁を切らせようとしてるのに、離婚なんて言われて、パニックになったんだよね。
大事な人に離婚なんて言われてね。パニックなのよね。
エルナは、嫌いでそんなことを言ったんじゃなくて、これ以上ビョルンに迷惑をかけたくなかっただけなんだけどね。
愛し合っているのに、何してるのあなたたち。
・エルナに父親と縁を切るようにと言うビョルン
・エルナは自分が賭けのトロフィーだったことを知っているとビョルンに告げる
・自分は大赤字だから離婚するとエルナに言われてビョルンは逆上、子供を産んでから出て行けと言ってしまう
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