
こうやって、夫婦の絆って深まっていくのよ。
第71話のあらすじ
ビョルンは海が見える高台まで、馬を走らせてきました。暖かくて花の香りもする、春という時にふさわしい天気でしたが、ふとエルナを思い出してしまい、イラつくビョルンでした。
2日前に、リサと一緒に散歩をしているエルナに出くわしましたが、すぐに目を逸らさなかったので、向こうから折れるのだと思いました。それなら許してやろうと思ったのに、エルナはそのまま日傘で顔を隠しながら通り過ぎたのです。
怒りのあまり、しばらくはエルナのことを考えないようにしていたビョルンでしたが…
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第71話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
乗馬を楽しんで宮殿に戻ったビョルンのもとへ、侍従が駆けつけてきました。今すぐ、妃殿下の元へいってくださいと。
「おめでとうございます王子さま」というお祝いの言葉。
「あの日」がフラッシュバックするビョルン。
身に覚えがないのに、父親になると言われたときのことですね。

今度は喜んでもいいのに。
しかし実は、妊娠していなかったエルナ。
吐き気は、胃痙攣が原因でした。
主治医のエリクソン先生がやってきたときに、ちょうど数週間遅れて月経が始まったため、妊娠は早とちりだったことがわかります。
とそこへ、ビョルンがやってきました。
妊娠したのかと、ストレートに聞くビョルン。
喧嘩が続いているこの状況で、早とちりを説明しなければならないとは。
自分の口からはとても言えず、主治医に説明してもらいました。
しかしビョルンは、その後もエルナの部屋に居続けます。お前に屈辱を与えてやりたくてなと言いながら。
勘違いをしたのはフィツ夫人だし、噂を広めたのはリサだし、私は恥ずかしくなんかない!と言いながら、真っ赤なエルナ。
すると、ビョルンは声をあげて笑い出します。

いつものかわいいエルナを目にして、怒っているのが馬鹿馬鹿しくなったのかな。
こうやって、声をあげて笑うのも、エルナと結婚してからできるようになったのでは?
感情が豊かになりましたよね。
フィツ夫人は、これが本来の王子さまなのだと感じているのだと思います。
前回の結婚までは、「完璧な王子さま」でしたが、怒ったり笑ったり、感情をあらわにする人間臭さがあってこそ、人としての魅力も増してきますから。
今回の騒動で、改めて夫婦になった意味を考えるエルナ。
エルナにとっても、夫婦喧嘩はプラスになったようですね。
妊娠していなかったのは残念ですが、仲直りできてよかったです。
ただ…胃痙攣の原因がストレスだってこと、ビョルンにちゃんと理解してほしい。
・ビョルンから歩み寄ることはなく、乗馬を楽しむ毎日
・乗馬をしてから宮殿に戻ると、侍従からエルナの妊娠を告げられる
・エルナはただの胃痙攣で妊娠はしていなかったが、二人は仲直り


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