エルナ、本当に綺麗。
第65話のあらすじ
今日は肖像画を描く日。ビョルンはエルナの準備を待ちながら、暖炉の上に置かれたトロフィーを眺めていました。結婚前、2度目の雄鹿の夜で手にした戦利品で、酔った勢いでエルナに渡したものでした。
エルナはそのトロフィーに、リボンをつけていました。数日前は青でしたが、今日はピンクのリボン。
理由を聞いてみると、同じトロフィーがいくつもあるので、自分のものだと分かるように印をつけておいたのだと。それを聞いて、頬が痛くなるまで笑うビョルンでした。
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第65話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
エルナはなんで笑われたのか、よく分かってませんでしたけどね。
支度ができたエルナ、すっごくきれいです。
しかし、シンプルなパールのネックレスをしていたので、ビョルンに「俺がプレゼントしたネックレスは?」と聞かれてしまいました。
するとビョルンは、リサにあれを持ってきてくれと言います。
エルナは、このドレスにはこのネックレスが似合うと思うと言ったのですが、ビョルンは問答無用。
たしかに、ティアラもつけて、ドレスも豪華なので、このネックレスはシンプルすぎる。
でも、笑い者の象徴でもあるあのネックレスをつけて、肖像画を残したくなかったエルナ。
ビョルンが初めてプレゼントしてくれたものだから、大事なんですよ、だけどこれだけはつけたくなかった、その気持ち、わかります。
でもさすがのセンス、エルナに似合うんだよなあ、このネックレス。真ん中の青い宝石はエルナの瞳の色。すごく似合ってる。
ビョルンはビョルンで、ネックレスなんてどうでもいいくせに、パーベルに見せつけたいのでしょう。エルナは自分のものだって。
自分が嫉妬していることを、自覚していないですからね。
嫉妬はいいんだけどさ、エルナのことをもっと守ってやってくれないか。
新聞に書かれているのだから、知ってるでしょう、エルナの評判を。本当はそんな人じゃないこともわかっているし、エルナを守れるのはビョルンしかいないのに。
エルナは…複雑な心境でした。
ビョルンのことが好きだけれど、それに比例して自分自身に嫌気がさす。
一方通行って、辛いですからね。
早く、エルナが心から笑える日が来て欲しい。
一方、パーベルも邸宅に到着。何度も断ったのに、王子様の指名だから断りきれませんでした。
こっちも複雑。
エルナが恋しいけど、会いたくない気持ち。
みんな複雑な思いの回でした。
・エルナはシンプルなパールのネックレスをつけたけれど、ビョルンのあのネックレスをつけるように言われる
・本当はネックレスなんてどうでもいいけど、きれいな俺のエルナをパーベルに見せつけたいビョルン
・エルナに会いたいけど会いたくない複雑な思いのパーベル
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