とうとう、外で…。
第62話のあらすじ
去年の今頃、エルナはバフォードから上京してきました。そのとき、汽車乗り場にやってきたビョルンを見たのが初めての出会いだと話すエルナ。
その後も街でよく見かけ、あなたの正体をリサが教えてくれたのだというと、どうせ悪口だろうとビョルンは言います。
話しかけてくれればよかったのにとビョルンが言うので、そうしたらあなたも挨拶してくれましたか?とエルナが聞くと、それ以上のことをしたかもしれないなとビョルンがエルナをからかいだします。
→「問題な王子様」のつづきはebookjapanで!※タイマー無料でお得に読める!PayPayも使えます。
第62話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
それ以上のことって何!?握手だよ、嘘ばっかり、あれのことか、違います!となんとも微笑ましいやりとりをしているうちに、造花の話に。
エルナは造花作りが好きですからね。今度はりんごの花を作って帽子につけるのだとか。
すでに帽子は花で埋め尽くされているのに、まだつけるのかとなかば呆れているビョルンでしたが、くすくす笑って楽しそう。
かわいいやつめ、とか思いながら話を聞いてるんでしょう。
「そうだ、あの花はまだ持っていますか?」と聞くエルナ。18話で、ビョルンにたくさん借りができてしまったから造花を作って借金を返すといい、ビョルンにもプレゼントした増加のことですね。
エルナは「私たちの約束の証」と言いますが、ビョルンは秒で処分してました。そりゃそうだろうね、あの頃のビョルンなら。
でも、「たぶん」と答える。すると、エルナがすごく嬉しそうな顔をするから、おかしな気分になっちゃったのね、ビョルン。
手にシガーを持ったまま、吸わずにいるのは煙が苦手なエルナへの愛。
愛情は自覚できていないけれど、エルナ中毒になっていることはわかっているみたい。
気持ちを揺さぶられる。ビョルンは賢い人だから、これまで理性的に、冷徹に生きてきたのだと思います。だから、たかが造花一つで後悔の念を覚える自分ではなかったはずなのに、気持ちがざわつくってことが、ビョルンにとって初めての経験だろうと思います。誰かに惹かれるっていう、初めての経験。愛だよ、愛。
しかもエルナは、これまでビョルンの周りにはいなかったタイプの女性なんでしょう。純粋で心からビョルンのことを思ってくれている。
だからビョルンは、エルナの帽子を取り、嫌だって言ってるのに木の影に連れていって無理やり抱いてしまう。
後半は、ただひたすら青空の元でビョルンががんばってる回でした。
しかし、こんなことをしててもかっこいい、問題な王子様。金髪だから、黒いシャツも似合うしなー。
エルナも、ここでは嫌だ、中に入りましょうと必死で抵抗しますが、いつものパターン。あっという間に、エルナはキスマークだらけ。
中毒って表現が、的確だ。ビョルンはもう、エルナの沼から抜け出せない。
だからもっと、エルナを大事にしてほしい。
・エルナは去年の今頃、あなたに初めて会ったとビョルンとの出会いの話をする
・あの時の造花を今でも持っているかとエルナに聞かれ、持ってないのに「たぶん」と答えるビョルン
・嬉しそうにするエルナを見て発情するビョルン
コメントを残す