
エルナへの気持ちを早く自覚しろ。
第61話のあらすじ
送別パーティーは、緊張しながらもなんとか乗り切れたようです。震える手を握ってくれるビョルンがいるから、怖くはなかった。
エルナにとっては、いくら傷つけられてもこの人を愛しているのだと、自分の気持ちを再確認した新婚旅行でした。
無事、大公邸に戻ってました。噴水が稼働すると、まだ眠そうなエルナを起こすビョルン。エルナは飛び起きてバルコニーへ急ぎます。
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第61話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
そうなんだよなあ。ビョルンはいろいろやらかしてはいるけれど、ここぞというときにエルナの力になってしまうから、エルナとしてはどんどん気持ちが深まっていってしまう。
誕生日の約束をすっぽかされても、嫌いにはなれないし。
噴水が稼働するぞと起こされて、うっかり裸のまま行こうとしてしまって真っ赤になってるエルナがかわいかったです。
噴水を見ながら、手を握りあう二人。

このままちゃんとエルナの手を握っていてくれ〜。
朝食をとりながら、先日、エルナが音楽会で会ったブルーナー伯爵夫人はとても親切だった、あなたからお金を借りた人は皆自分に親切だから、この大陸の貴族みんながあなたからお金を借りてくれたらいいのにと。
そして、あの時の借金の話に。ビョルンが持っていた金のトロフィーを持っていったまま捨ててしまい、造花を売って借金返済しようとしていた時のことですね(15話)。
エルナは、あの時貯めていたお金をまだ持っているのだそうです。後で見せてあげますねと微笑むエルナを、呆れたお嬢さんだが可愛いから見逃してやろうと思うビョルンでした。
今回のランチに、ハイネ公爵夫人(ビョルンの妹)が参加するので心強いというと、ビョルンは、彼女はグレディスを大切に思うのと同じくらいエルナを嫌っているから、あまり好意を期待するなと忠告します。
表情が曇ったエルナを見て、その表情は気に入らないが、エルナに大公妃の役割を期待しているわけじゃないからいいと思うビョルン。彼がエルナに求めている役目は、自分の人生の平穏でした。
その役割は完璧にこなしているから満足って、いやいや、奥さんをもっと大事にしなさいよ。エルナのことをなんだと思ってるんだか。
エルナはタバコの煙が苦手。むせて涙を流してまで、自分のそばを離れなかったことを思い出して、「バカな女」って思うビョルンの方がずっとバカだわ。
タバコを吸おうとして火をつけなかったことは、エルナへの愛だと思いたい。

そして、バカな女ってのも愛情の裏返しだと思いたい。
何があっても自分のそばを離れないという安心感があるのだろうなと思いたい。
でもまだビョルンは、エルナへの愛を自覚していないので、早くその気持ちに気づいてほしいですね。
そうか。結婚して半年が経ったんですね。あまりに濃すぎる半年で、エルナの心はボロボロだと思いますけど、新婚旅行から帰ってきて、少しでも平穏な日々を過ごせるといいなと思います。
・送別パーティーは無事に乗り切る
・大公邸に戻ってきて、噴水が稼働する朝、ビョルンに起こされて二人で噴水を眺める
・ビョルンの中でエルナの存在がどんどん大きくなっている


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