お前、またすっぽかしたのか。リサはまた怒ってるよ。
第53話のあらすじ
フェリアという国につきました。一緒にティータイムを過ごす予定だったのに、友人たちと呑んだくれ、二日酔いで計画はなかったことに。リサと一緒にアフタヌーンティーを楽しむことになりました。
おめかししたのに夫はいない。かわりに「どぶ道博物館」を楽しみました。
カフェの外を見ると、聖堂のドームに上るための列ができていました。200年前にレチェンから嫁いできた王妃が建てたもので、このドームで愛する人と鐘の音を聞くと恋が実るという言い伝えがあったのです。
→第53話の感想（ネタバレ含む）＆次回考察
ドームの言い伝えを聞いて、絶対王子様と一緒に行ってください！というリサ。ほんとに優しいですね、リサは。
いつもエルナを一番に考えてくれている。夫が妻をほったらかしにしてますから、リサがいて本当に良かったと思います。
実はもうお願いしていたエルナ。10日後に20歳になるので、誕生日に大聖堂のドームに登りたいとお願いすると、ビョルンはあっさりOKしてくれたのです。
3ヶ月の結婚生活の中で、ベッドの中にいる時が一番やさしかったから、夜にお願いしたらしいのですが…昼間もやさしくしなさいよ。
まさか妻の誕生日を忘れたりはしないわよね？というエルナの心の声が、フラグにしか見えないのは私だけじゃないはずだ。
こいつ、忘れるに決まってる。
帰宅して、カフェやどぶ道博物館に行ってきたと報告するエルナ。どぶと聞いて、エルナから離れようとするビョルンに、酔い潰れて約束を破った人が？妻を1日中ひとりにした人が？とやんわり責めていくエルナがかわいい。
そうそう、ちゃんと言わないと。たぶん、反省も何もしていないけど。
ソファでビョルンを追い詰めていくエルナがかわいかったです。
で、結局ビョルンがエルナの服を脱がせて、昼間っから…といういつもの流れになってしまいます。まあ、なんだかんだいって仲の良い二人を見られてよかったというべきか。
しかし、もう少し約束を守りなさいよ。
エルナは、そんなに無理なお願いはしていないはず。ずっと一緒にいてくれというわけでもないし、馬鹿みたいに浪費するわけでもないし、本当にいい奥様でしょう。
もう少し大事にして欲しいな。
誕生日、絶対忘れるなよ！！
・ビョルンは二日酔いでエルナとのティータイムの約束をすっぽかす
・エルナはリサと一緒にカフェとどぶ道博物館を楽しむ
・一緒に鐘の音を聞くと恋が実るという大聖堂に、誕生日に行く約束をする
