
はじめてルイーゼをいいやつだと思った。
121話のあらすじ
バフォードに行っていたルイーゼが、ビョルンを尋ねてきました。当然、エルナが戻ってくるという話だと思っていたビョルンですが、意外にも、大公妃は戻ってこないと言われます。
まだ拗ねているのか?というビョルンの問いに、いっそのことエルナが怒っているならよかったというルイーゼ。それなら何度も謝って、気持ちを取り戻すこともできたかもしれないと。
しかしエルナは、穏やかに笑っていたのです。ルイーゼの謝罪は受け入れてくれましたが、帰る意思のないことがはっきりと見て取れました。
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121話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
ルイーゼが心から謝ったのは、ほんとに良かったと思います。これまでエルナにしてきたこと、普通なら簡単に許せないとは思うんだけど、それでもほんとに心から謝っていましたからね。
そして、エルナのことをビョルンよりも理解していて、ビョルンにはっきりと、お前は夫として最低だ!と言ったことも。
自分とおばあさまに機密を漏らせなかったことは仕方ないとしても、あんなに周囲から非難されていたエルナまで騙したのはあんまりだと。

そうなんだよ、その通りなんだよ。
少なくとも、グレディスについての真実を聞かされていればさ。全然耐えられたと思う、エルナだったら。
このことについてはっきりとビョルンを責めてくれたルイーゼ、いい仕事したと思う。あなたを初めて見直したよ。
立派な王族かもしれないけど、夫としては最悪だと言ってくれた。
ここまで言われてもまだ、ビョルンは現実を受け止めきれていないみたいですけどね。
いい加減、悟らないと。もうエルナが戻ってこないことを。
しかもそれは、自分のせいなのだと。

いつになったら理解するんでしょうね。
そしてついに、エルナがビョルンに手紙を書きます。この分厚い手紙を送るべきなのかと、郵便局で逡巡しているリサがかわいいので、ぜひマンガで見てくださいね。
ルイーゼたちの訪問で、かえって決意が固まったのではないかな、エルナは。
エルナがビョルンに送った手紙、それは離婚届でした。

サインしろってことね。
「正気を失った子鹿の宣戦布告」とかいってるけど、ビョルン、まだ戦う気なのか。
ストーリー的に、二人は元のさやにおさまるのだろうけど、ここからどんなふうにビョルンが反省していくのかが楽しみです。
とりあえず、2ヶ月もエルナを放置していることが信じられん。
まず謝りに行けってことですよ。
・ルイーゼがビョルンを訪問、エルナのことは諦めろという
・現実を受け入れないビョルンに、夫としては最悪だというルイーゼ
・エルナからビョルンに離婚届が送られてくる
→122話へ続きます。

