
エルナの目がどんどん虚ろになっていく……。
102話のあらすじ
レチェンの首都、ベルネ王城。ジェラルド・オーエンの遺稿は国中に大きな波紋を呼び、ビョルンは嵐のような日々を送っていました。何日も王城に滞在しており、連日、大臣たちとの会議。世論は少しずつ収束に向かっています。
ビョルンはこれまで、自分の選択を後悔したことはありませんでしたが、エルナとの関係にヒビが入ったことで、初めて自分が後悔していることに気づきます。
レオニードが本を持ってきてすぐに王城にきたため、エルナに挨拶もしておらず、もう1週間も顔をあわせていない。今日こそはシュベリンに帰ると決心するビョルンでした。
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102話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
ビョルンの帰りをひたすら待つエルナ。
エルナもあの本を読んだんですね。でもこの真実は、ビョルンの口から聞きたかった。
そりゃそうですよね〜〜。自分だって当事者だもの。
ルイーゼとかおばあさまも知らないこととはいえ、エルナは妻なんだから、そしていつもグレディスのせいで周囲の人に蔑まれてきたのだから、エルナだけには話してほしかった。
1週間、何の連絡もない。
ビョルンが大変なことはわかります。

でも、手紙の一つくらい、エルナの体調を心配する伝言くらい、送ってくれてもよかったのでは?
いまさら自分の嘘に後悔するんじゃなくて、今こそエルナと向き合う時間なんだよ!!
夜も遅い時間。ビョルンの帰りを切実に待っているエルナ。
するとようやく、ビョルンが帰ってきました。
さて、ちゃんと話してくれるだろうか。

しばらくエルナの笑顔を見ていないです。
この本が出版されなかったら……今も真実を知らないままだった。
そう思ったら、何を信じればいいのか、この男は本当に私の夫なのか!?という気持ちになっちゃうでしょう。
そろそろちゃんと話してほしい。これが最後のチャンスな気がする。
ここでしっかりエルナと向き合わないと、本当にエルナの気持ちが切れてしまうと思います。
・暴露本のせいでビョルンは王城に缶詰状態
・エルナも本を読んだけれど、ビョルンの口から真実を聞きたい
・1週間ぶりにビョルンがシュベリンに帰ってくる


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