カエルス不足。プレゼントはカエルスからじゃなかったんだ……。
91話のあらすじ
カエルスが公爵になるという噂が広まり、たくさんの贈り物が届くようになりました。カエルスは、王国との交渉戦略の没頭して書斎にこもっているので、客の対応はすべてヘスティアがこなしています。
忙しくしている中、エリニエス伯爵夫人が訪ねてきました。今回の陞爵(しょうしゃく)に関して皆驚いているということを伝えつつ、アティカ領の領主代理について、ヘスティアがマダム・ハルモニアに依頼したという話を持ち出してきました。
ヘスティアがマダムにお願いしたのは、ディアーナのことで心を痛めているマダムの気持ちを晴らすという意味もありましたが、何よりもマダムが、私利私欲にまみれていないというのが大きな理由でした。
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そうかー。ヘスとしては、「自分がいなくなる」という前提があるから、自分がずっとアティカ領を収めていくことができない、だから自分がいなくなった後にも任せられる人を、と思ってマダム・ハルモニアにお願いしたんですね。
いなくなるなんて、考えてほしくないけど。
しかしこの話、まだマダムから返事ももらっていないのに、すでに知っているエリニエス伯爵夫人の恐ろしさよ。
伯爵夫人はマダム・ハルモニアがあまり好きではないはずなので、焦ってしまうヘスティアでしたが、ここは伯爵夫人が一枚上手でした。
ヘスを責めない、味方にする→マダム・ハルモニアを応援→マダムがサロンを閉めて首都を離れる→首都の社交会から姿を消す→伯爵夫人が一人で社交界を牛耳る!
ついでに、ディアーナ廃妃の話も出ていると。それは以前から出ていた話ではあるのですが、時期尚早だねということで止まっていたみたいですね。
でもここで……きたー!
ポトス男爵の商船が沈没!沈んだ!やった!
さて来週は、ディアーナの吠え面が見れるのか。楽しみです。
・カエルスが公爵になるという噂が広まり、屋敷には贈り物がたくさん届く
・カエルスは業務に没頭、その間に客の対応はヘスティアがこなす
・エリニエス伯爵夫人が来訪、その時にポトス男爵の商船沈没のニュースが入る
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