「見捨てられた推しのために」87話・最初で最後のチャンス

ヘスは全部知ってるのよ、カエルスが話してるから。

87話のあらすじ

息を切らしてベランダまで走ってきたカエルスを見て、ヘスティアはまたヘリオスが何かしたのかと心配します。

ベランダの下から見たとき、ヘスティアが飛び降りるのではないかと心配で走ってきたものの、いつものヘスだと安心したカエルスは、ヘスを抱きしめるのでした。

そうとは知らないヘスティアは、カエルスが疲れているのかと心配し、ディアーナに謁見を申請します。

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87話の感想（ネタバレ含む）＆次回考察

ディアーナからはすぐに返事が来て、神殿の秘密の祈祷所で会うことになりました。

そこには、タイムリープ前に見た、あの神像がありました。

この世界に神がいるなら、その神は作者なのか。

そんなことを思っていると、ディアーナがやってきました。いきなり、喧嘩を売ってくる。

平民から皇太子妃になった自分が羨ましいのかとか、だからカエルスをそそのかして利用したのかとか。

管理人

もう、わけわかんない。

もちろん、ヘスは反撃！

カエルスが高潔だというなら、どうしてそんな人に激しい非難を浴びせたのか。

あれは行きすぎた愛情だとか、正しくないことを正しいとは言えなかったと言い訳するディアーナに、ヘスは最初で最後のチャンスを与えます。

カエルスに謝って。

オルクス公爵事件があったとき、みんながカエルスを避難しても、ヘリオスとディアーナはかばうべきだった。だから、謝れと。

ディアーナがカエルスにちょっかい出そうとしたことも知ってると言われて、赤くなってる場合じゃないよ。

管理人

どうするかな。

たぶん、謝らないだろうな。

カエルスを利用しようとしているのは、ディアーナ、あなたでしょうよ。

このまま謝らず、ポトス男爵の船は沈没し、多額の負債を抱える。

そんな未来がくるのでしょうね。

→88話へ続きます。

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