「見捨てられた推しのために」6話・侯爵夫人として神殿へ

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いよいよヘスティアが本格的に動き出しました。

6話のあらすじ

ヘスティアの目的は、皇太子夫妻に謝らせること。彼女が真っ先に向かったのは神殿でした。

ディアーナは治癒の力を持っていましたが、平民出身という理由で神殿での立場は弱いものでした。そんな彼女を助けるためにカエルスは自分の持つ領地の中で最も豊かな「イリオン」をディアーナ個人にあてて寄付したのでした。

そのおかげで確固たる地位を築いたディアーナは、無事に皇太子妃となったわけですが、いとも簡単にカエルスを見捨てたディアーナを許せないヘスティアは、まず神殿に向かいました。

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6話の感想&次回の考察

カエルスがディアーナを慕っていたことは知れ渡っていますので、いきなり侯爵夫人と名乗る女性がやってきても、神殿が信じられないのは当然でした。

それでもひるまないヘスティアがすてき。

ようやく出てきた大神官はひとすじなわではいかなそうですが、そんなことで引き下がるヘスティアではないですからね。

金にまみれた神官どもなど、彼女の敵ではありません。

侯爵の純情につけ込んだ悪女、そして聖女を利用して私腹を肥やす神殿、新聞の一面を飾るに相応しい見出しではないか?と笑顔で問いかけるヘスティアがすてき。

もっとやれ!小説を読み込んでいるオタクパワーをどう発揮していくのでしょうか。

7話へ続きます。

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