カエルスにとって陛下はお父さん。そのお父さんに会わせるってことは、カエルスの中ではもうヘスティアがNo.1。
52話のあらすじ
静かなカフェでお茶をしながら、陛下の謁見を受ける、カエルスが急に政務に復帰しなければと言い出しました。体調も万全ではないし、何より陛下のそばにはいつもディアーナがいるから、顔を合わせることになると、ヘスティアは心配します。
しかし、自分はもうディアーナのことはなんとも思っていないし、そもそも一人で行くとは言っていないとカエルスの言葉に驚くヘスティア。
誰と?と聞くと、当然君とという顔で、カエルスがヘスティアを指さしました。
→「見捨てられた推しのために」はコミックシーモアでも読める!52話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
今回は、カエルスがたくさん出てくるから嬉しいな。ほんとに、いい回です。
もうカエルスの中では、ヘスティアは「侯爵夫人」になっているんですよ。パートナー。自分を支えてくれる、大切な人。
ヘリオスが変なことを吹き込んだおかげで(46話)、一瞬ヘスティアのことを疑ったこともありましたし、まだ何か隠し事をしているなとは思っていますが、ヘスティアの行動が本当に自分を思ってのことだということはわかっているので、もう大丈夫だと思います。
皇帝陛下に会いに行くのに、当然一緒に行くでしょ?ってカエルスの顔がいい〜〜〜〜。
陛下に「私の妻ヘスティアです」って紹介するのもいい〜〜〜。しかも、皇太子夫妻の前でね。
ヘスティアは本当は止めたかったけれど、陛下は皇帝である前に自分にとっては父親のような存在だ、だから正式に紹介しないとと言われてしまったら断れませんわね。
「正式に紹介した方がいいと思って」というカエルスの顔がいい〜〜〜。
しかし、陛下は本当にいい人ですね。優しいし、人を見抜く力もあると思う。息子夫婦のことをわかってないのは残念だけれど…。
いちいち、トゲのある言葉を投げてくるヘリオス、ムカつくなあ。親友とか言いながら、カエルスのことを本当に心配しているとは思えない。何かにつけて、ヘスティアを攻撃することしか考えてない。
政務復帰はカエルスが自分で言い出したことだし、ヘスティアは反対したのですが、それも「侯爵夫人の影響か?」とヘスティアのせいにしようとしてる。
ここで、カチンときて反論しようとしたヘスティアを、カエルスが手で止めるんだな〜。自分の口から、「妻」は引き留めたけれど、自分ができると判断して説得したのだとちゃんと言ってくれた。カエルス、万歳!!
皇太子夫妻の前でヘスティアの見方をしたってことが重要なんですよ。カエルス自らの意思で。もう完全に、ディアーナへの気持ちは吹っ切れていますね。
ヘスティアは、カエルスをみながら、自分がどんな表情を浮かべてるかって思ってましたが、その表情の描写はなくて。でも、ヘスティアの顔を見たカエルスがすごく驚いたような表情をしてたし、その二人を見ている皇帝陛下の表情がとても穏やかだった。
どんな顔してたんだろう。
最後に、カエルスが皇帝陛下に直に体調について聞きました。ストレート〜〜。ディアーナが治癒の力を使っていないのか?とまで聞いてました。さすがだな、カエルス。
ヘスティアを攻撃しようもんなら、お前らの秘密をバラすよ?っていう警告ですよね。
・カエルスは陛下の謁見を受け国政に復帰するといいます
・ヘスティアと二人で謁見し、正式に妻と紹介
・皇太子夫妻も同席していましたが、カエルスはヘリオスからの攻撃からヘスティアを守ります