違う、違うんだ、カエルス!ヘリオスのバカ!
46話のあらすじ
カエルスとヘスティアは、皇太子の秘密の別荘にいました。話がしたいという皇太子としての命令だったので断れず。
今もまだヘリオスには会いたくないし、今さら会おうとすることにも腹が立ちますが、ヘスティアが自分のことのように怒っているので、カエルスはかえって冷静になれるのでした。
二人の話し合いは思いのほか長引き、部屋から出てきたカエルスは顔が真っ青でした。
→「見捨てられた推しのために」はコミックシーモアでも読める!46話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
今回で、侯爵家の主治医の名前がマカリアだといういことがわかりました。実はこの人も結構なイケメンで、いい人なんですよね。
侯爵家って、ウロースやクロリスをはじめ、いい人ばっかり。ご主人様が素晴らしい人だからでしょうかね。
しかしまあヘリオスって、本当にクズですわね。療養中の人を皇太子命令で呼び出しておいて、顔が真っ青になるような話をするって、本当に親友なんだろうか。いや、もうすでに親友じゃないか。
カエルスの青い顔の原因は、以前ヘスティアが予知を伝える代わりにオルクス公爵領をよこせといったことと、カエルスを公爵にしろって言った話ですね(23話)。
これをカエルスに言っちゃうって、この状況で。
ヘリオスって、本当にクソ。カエルスは療養中なんだっての。
ヘスティアは決して隠していたわけではなく、タイミングを見て話そうと思っていたのですが、先に言われてしまった。財産には興味がないと言っていたのに、これでは嘘をついていたみたいに思われてしまいます。
カエルスは、ヘスティアが公爵家を手に入れたいのか、それともレトナ公女と関係があるのかと疑っているようですが、これまでのヘスティアを見てきたらわかるでしょう〜〜!!
そんな邪念を持って近づいてきたんじゃないってこと、カエルスには信じて欲しい。
ヘスティアがすることはすべてカエルスのため。それ以外の何ものでもない。
ああどうしよう、これでカエルスの気持ちがヘスティアから離れてしまったら。
賢いカエルスならそんなことはないと信じたい。
・カエルスは皇太子命令で別荘に呼び出される
・オルクス公爵領をよこせと言った話をカエルスにバラされてしまう