もう、髪止めるだけじゃなくてチューしちゃえばいいのに、カエルス。
42話のあらすじ
小説が終わった後の世界で生きるには、目的が必要でした。ヘスティアにとっては、カエルスの存在そのものが生きる目的でした。
石けん事業もカエルスの協力により順調に計画が進んでいました。
久しぶりに尋ねてきたマダム・ハルモニア。彼女から、宮殿の侍女長であるマダム・メロぺが辞めることになったという話を聞きます。皇帝と皇太子が引き留めても、その意思は固く、どうやらディアーナが原因のようでした。
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まあそうだよね。ここでチューはないと思っていましたが、カエルスはヘスティアの髪を直してあげて、髪をまとめてあげただけでした。
それだけでもヘスティアにとっては十分だったのに、感謝してもしきれないというカエルスの言葉に胸が熱くなります。
だんだんと二人の距離が縮まってきているので、すごくいい感じ。カエルスの表情も柔らかくなっているし、赤くなったり、固まったりするヘスティアを楽しんでみているのも微笑ましい。
そして際立つカエルスの優秀さ。石けん職人を集め、その後の事業の進め方までヘスティアにレクチャー。ヘスティアができる人間だと信じているから、そんな話をするんでしょうね。
二人がイリオンに行ったという話はすでに社交界で広まっているのだとか。
このまま本当の仲良し夫婦になってほしいな。
マダム・ハルモニアの話によると、ディアーナとマダム・メロペが衝突して、マダム・メロペがもうこれ以上仕えることはできないと判断。
年齢を理由にはしているけれど、ディアーナが原因であることはあきらかです。
皇帝が止めてもだめだったってことは、相当腹を立てたんでしょうね。いくらなんでも、やらかしすぎでは。傲慢になりすぎて、宮殿にとって大切な人まで離れていってしまった。
しかも、マダム・ハルモニアも愛想を尽かしつつあるようですから、ヘスティア、次はどう出るのでしょうか。
・ヘスティアにとってカエルスこそがこの世界で生きる目的
・石けん事業はうまく進みそう
・宮殿のマダム・メロぺが出ていくことに
・マダム・ハルモニアもディアーナには困っている