
ここで無駄にすれ違わないでほしい。
37話のあらすじ
トム・プライスは、ジョアンのサポートをしてくれたことについてローラに感謝すると同時に、自分との結婚を本当に考えたことがなかったのかと質問します。
一度も考えたことはないというローラの返事に、ジェラルドの言葉を信じ切っていた自分が恥ずかしいと、これまで迷惑をかけたことを謝罪するプライス。
イギリスに来てから、ジェラルドの事業計画がずさんなだけでなく、度重なる事業の失敗があったことを確認したにもかかわらず、投資をしなければローラを失うと思い、ありきたりな手口に引っかかったことを後悔していました。
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「ミス・ペンドルトンの恋」37話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
プライスさん、とんでもないエロ親父なのかと誤解していました。この人も、ジェラルドに騙されていたんですね。
すっかり騙されて、若い女性に言い寄るとか、真実を知ったら恥ずかしくて仕方がなかったでしょう。
しかし、ローラにきちんと謝ってくれたし、ジェラルドのところにはおいておけないから、友人として一緒にアメリカに行こうとまで言ってくれた。

プライスさん、いい人じゃないか……。
もちろん、ローラは断りますけどね。
プロポーズを断ったことによって、あのくそ叔父がどう出てくるかはわかってる。
だから今日が、「ペンドルトン伯爵令嬢」としての人生最後の日だってこと。

一体、ローラが何したというのでしょうかね。
あのくそ叔父、単なる無能じゃないか。
ローラの母のことを恥とかなんとか言ってるけど、高く売り飛ばせなかったと残念がってるだけ。
ローラのことも、事業の足しくらいにしか考えてないし、この叔父には、事業の失敗だけじゃなくて、なんかガツンと後悔するような出来事が起きてほしい。
イアン、なんとかしてくれないか。
そして……頼むから、ローラとすれ違わないでほしい。
プライスさんとの話が終わり、テラスにいたローラに、イアンが話しかけてきました。
他の方をダンスに誘う前にレッスンを受けたいと。
好意を抱いている淑女の足を踏んでしまうと大変だからと。

こんな言い方されたら、ローラには微塵も気持ちがないように聞こえるんだけど!!
ちょうど、テラスにも音楽が流れてきて、ローラはこれが最後の舞踏会、そしてイアンとの最後のダンスだと思っている。
このまま家に帰れば、ローラは大変なことになることが目に見えているので、イアン、なんとかしてくれないか。
さっきのプライスさんとの会話、聞いてなかったのかな……。
せめて、ローラが手を怪我していることに気づいてくれれば。
プライスさんがいい人だったということがわかった、救いのある回だったので、次回もローラにとって救いのある回になってほしい。
明日になってからでは遅いので、なんとしても今日中にローラを説得し、家に帰さないでほしい!!
・プライスはローラに感謝するとともに、謝罪する
・プライスもジェラルドの被害者だった
・イアンはローラにダンスの指南を頼む、ローラはこれが最後のダンスだと思う
→38話へ続きます。

