


なんか嫌な予感がするんだよなー。
22〜23話のあらすじ
叔父のジェラルドからローラに届いた手紙には、大学の同窓である「トム・ブライス」という人を、自分が到着するまでもてなせという趣旨のことがかいてありました。
あの頃の子供とは違うと思っても、叔父がくることに恐怖心を抱くローラ。絶対安静が必要な祖母の体調も心配です。
叔父の話をすると、祖母は一番いい客室を用意し、ジェラルドを丁重にもてなすようにというのでした。
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22〜23話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
手紙の内容をもう少し整理しますと……
・アメリカに行っていた叔父とその次男チャール
・トム・ブライスの代女ジョアン・ジェンセンとチャールズが婚約
・トム・ブライスが妹の銀婚式でロンドンにくる
トム・ブライスという人はイギリス出身だが、アメリカで成功した実業家。最近、社交界を賑わせているのだそうで。
この人が、これからどう関わってくるのかは、まだわかりませんけど。
当面の問題は、ジェラルドですね。ローラをいじめないでほしい。おばあさまのこともそっとしておいてほしい。
おばあさま……年は越せないだろうと医者に言われているし、本人もそう思ってる。だから、ジェラルドと和解したいのだと。
できるかしら。できてほしい。
おばあさまが大事に育ててきたから、親はいなくても幸せだったと思っていたけど。
ローラの中には、放浪の画家だったお父さんとの思い出があって、そのまま一緒に生活していたら、今よりは幸せだったんじゃないかと思ってる。
そうか。おばあさまは、愛情を注いでくれたけど、おばあさまの期待に沿うような、お母様の代わりになるような、完璧なレディーを目指してきたから。

そんな人生が、自分のものじゃないと感じているのかな。
おばあさまがなくなれば、ペンドルトン家にとどまることはできないけど、ただの「ローラ」に戻れる。その日のために、ローラは手に職をつけようと頑張ってきたんですもんね。
さて、晩餐会当日。ジェーンも招待されています。
例のトム・ブライスというおじさん、けっこういい人じゃない!?
何度も晩餐会に訪れ、ムードメーカー的な役割を果たしてくれてる。ローラのことも気に入ってるみたいだし。
しかし…????
え?????
もしかして、このおじさん、ローラを????
・叔父さんからの手紙には大学の友達トム・ブライスという人をもてなすようにとあった
・年を越せないだろうと言われている祖母は息子と和解したがっている
・トム・ブライスは何度も晩餐会に訪れ、すっかりムードメーカーになっていた
→24話へ続きます。


