ディアリンがかわいそすぎて。ケレス、ありがとう。
36〜37話のあらすじ
ディアリンは、呪術館でいろいろと役に立つ情報を仕込み、数時間後、神殿を後にします。
街は、第2皇子の誕生祝いのお祭りで賑わっています。ディアリンは実家のブレンドン男爵家に立ち寄ります。
男爵家とは名ばかりの貧しい家。ディアリンを迎えた母は、ディアリンがもう戦地に行かなくていいと聞き、健康で安全が一番と言います。しかし、母が自分に期待しているのが何なのか、ディアリンにはわかっていました。
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36〜37話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
このお母さん、優しそうな顔してひどい人だな。ディアリンは、大変な仕事をして稼いだというお金を渡すのですが、それを兄のガラスペンを買うために使うと。
命をかけて稼いだお金だと言っても、神官の苦労なんて大したことないでしょうと。
このお母さん、ディアリンよりも兄が大事なんですよね。
ディアリンが失望して帰ろうとすると、帰ってきた兄とばったり。兄は、ディアリンを全然大事に思ってませんね。なんか、すごくむかつく。
こんな家、二度と帰らない、もううんざりと思いながらも、きっとまた来てしまうだろうと思います。
屋敷の敷地の入り口で馬車を降り、屋敷に着くまでの間だけと、涙を流します。
その鳴き声を、ケレスが聞き逃すはずがない!
下を向いて泣きながら歩くディアリンの前に、ケレスがいました。
ケレスが屋敷を出てきたことに驚くディアリン、うるさかったのだろうと謝りますが、ケレスはディアリンの鳴き声が聞こえて、気がついたらここにいたのだといいます。
今までは、遠く離れた部屋で寝ているディアリンの寝息ですらうるさいと怒っていたケレスが、ディアリンを心配して出てきたんですよ!
それがわかって、涙が止まらなくなってしまうディアリン。そしてディアリンを抱きしめるケレス。
大丈夫だ、ここは安全だといって、ディアリンを安心させるのです。
抱き合う二人が尊いよ〜。ここもぜひマンガで見てください!
ケレスは優しい。優しくて、心の温かい貴族になるのよといいますけど。
ケレスが優しくできるのは、ディアリンだけだと思うんだよなー。
・ディアリンは神殿の帰りに実家に寄る
・兄にばかり期待し、自分の苦労をわかってくれない母に絶望する
・涙が止まらないディアリンを抱きしめて落ち着かせるケレス
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