麗がかわいそうだな……。
29話のあらすじ
何もお嬢様に知られてはならない、今はいなくなられては困るからと、淵絹様と沙鈴が話しているのを聞いてしまった麗。
麗は急いで部屋に戻りますが、何を話していたのか、気になって仕方ありません。昨日の夜は、淵絹様も自分と同じ気持ちだと思っていたのに、自分を騙すためだったのかと疑念が出てきてしまいました。
すると、淵絹が部屋にやってきました。昨日は淵絹の部屋にいたのに、いつの間に自分の部屋に戻ってきたのかと聞かれ、麗は寝起きの顔を見られたくなかったからとごまかします。
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29話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
天国から地獄とはこのことだ。
せっかく同じ気持ちなのかもと嬉しくなったのに、もしかしたら自分を騙してる?と思ったら、もう何を信じたらいいのか、わからなくなってしまいますね。
麗がちょっとかわいそう。
でも、もし隠し事をしていたとしても、仕方ないと思う麗。どうせここ以外、行く宛もないのだから。
そう考えていたら、麗は無意識に指を噛んでしまっていて、血が出ていました。
その血を見て、驚いた淵絹様がすぐに止めてくれました。こんな様子を見ると、ほんとに麗のことを心配してくれていると思うし、麗のことも好きだと思うのだけど。
麗に隠し事をしているも、麗を利用するとか、なにか悪いことをしようとしているのではないと、信じたいです。
どんな理由があれ、淵絹様は自分を守るために、あんな怪我までした。
そう思ったら、やはり隠し事をされていても、仕方ないと思う麗でした。
部屋の外で、そんな物思いに耽っていた時、子犬が近寄ってきます。
子犬というか、狼なのか?
というか、これは誰なのかな?ただの子犬じゃないと思う。
・麗は淵絹様と沙鈴の会話を聞いて、自分に何を隠しているのか気になって仕方ない
・淵絹様はまだ麗にいなくなられては困ると言っていた
・他に行く当てもないし、隠し事をされていても仕方ないと思う麗
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