アンナにも幸せになってほしい。
69話のあらすじ
アンナは、いまだにゲルティウム公爵とは会えず、はや1週間が経っていました。何もしないでいるのももどかしく、白の仕事でも手伝おうと市街地に買い物に出たのですが、なぜか騎士様が護衛としてついてきました。
買い物をして、食事も一緒にすることになり、そういえば名前を聞いていなかったと思ったアンナ。名前を聞くと、騎士様は「ペルーソ」と答えます。
ゲルティウム公爵と同じ名前でしたが、特に珍しくもない名前なので、たまたま同じなのだろうと思います。話してみると騎士様はとても優しい人だと思うアンナでした。
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69話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
アンナは、相手が公爵だとは思っていないので、正直にいろいろなことを話します。
その中で、もし結婚していないなら、好きになった相手と結婚してほしいというアンナ。
自分は政略結婚だったから、楽しくない毎日を過ごしたと。しかし、愛してほしい相手はもうこの世にいない、また恋をする自信がないと言います。
公爵は、その言葉をどう受け取ったか。
たぶん、飾り気のない、正直者のアンナを見てきて、公爵はアンナを好きになっていると思うのです。
最初は、自分に会いたいという女性の目的がわからないし、人となりを探るために身分を隠して接近したと思うのですが、話しているうちに好きになっちゃったという感じでしょうか。
さて、城に戻ると、アンナ宛の手紙を持って父がきていました。アーシャ様からの手紙ですね。
もう「彼」には会えたかと気にしつつも、アンナの安全が第一だから無理しなくていいと書かれていました。
本当は、もう会ってるんだけどね……。
七月祭で会おうと書かれていたので、もうすぐ再会できますね。
そして、その後、叔父さんがアンナをとある部屋に案内します。
そこにいたのは、「ゲルティウム公爵」。
あれ?騎士様?と、アンナが思考停止してる。
アンナが信頼できる人物だとわかったので、正体を明かすことにしたんですね。
このカップルも、応援したいな。
今回のストーリーのまとめ
・アンナは騎士様と市街地に買い物に行き、一緒に食事をする
・騎士様は好きな人と結婚してくださいねというアンナ
・城に戻ると「ゲルティウム公爵」の部屋に案内されたアンナ、そこにいたのは騎士様だった
→70話へ続きます。
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