アーシャ様、そろそろ素直になろう。タモンは信じても大丈夫だから。
33話のあらすじ
ハーツの家で二人の少女が食事をしています。この二人は4年前にハーツに拾われたのでした。
そこへ、宮殿からハーツを拘束するために騎士がやってきました。ハーツはこのことも予測していたようです。
タモンはアーシャの代わりにタナトスへ行くといいますが、アーシャはタモンの肩の傷を見ると素直に頼むことができません。
→「皇后をさらった彼は」はe-bookjapanでも読める!33話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
自分のお願いを聞いてアルセンを助けにいき大怪我を負ったことを考えると、またいってくださいとは言えないですね。アーシャ様の性格なら。
タモンはそんなこと、微塵も気にしないでしょうけれど。
この心配は、単に迷惑をかけたくないというよりも、タモンのことを本当に心配しているのだと思います。アーシャ様、もっと素直になりましょう。心配だから頼めないって。
とりあえずアーシャ様自身で行くと言いますが、一人で行くことはできないので助けて欲しいと、ここは素直にお願いしました。
しかし!報酬を払うって、タモンはお金なんていらないってば!
自分は全てを捨てた君を拾った、自分のものを助けるのは当然だと。本当に男前なんだなあ。
そんなタモンの様子を見て、自分を愛してはいけないとアーシャ様は釘を刺しますが、それはタモンにとって酷ですよ。どうして愛しちゃいけないの?
愛さないから、俺の好意を断るなとアーシャ様を抱きしめるタモン。切ないな。
愛してるもんね、もうすでに。
アーシャ様もわかってるくせに、どうしてブレーキをかけるんだろう。
さて、アンナは父親の元へ向かっていました。ヘンリック・アルパティオを見つけるためです。23話で出てきた、公爵の剣術の師匠ですね。
この人を見つけて、次はどういう計画があるのか、楽しみです。
・ハーツは4年前に2人の少女を拾った
・ハーツはタナトスの騎士に拘束される
・アーシャは自らタナトスへ行くという