ここからアーシャの反撃が始まるのだろうか!?
23話のあらすじ
アーシャの侍女だったアンナは、皇后の廃位とともに自分も家から追い出され、行くところを失い、結局アーシャが用意してくれていたノエムの海辺の住宅に身を寄せていました。
アンナには結婚を考えていた人がいましたが、皇帝の策略によって引き裂かれていたようです。全てを失い、生きる意味がないと思った彼女は崖から身を投げようとしますが、そこに乳母のルワルダが手紙を持って走ってきました。
間一髪、崖から落ちるのをルワルダが助けます。
23話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
乳母が一人で、アンナをどうやって崖から引き上げたのかは、置いといて。
ルワルダが持ってきた手紙は、「ピンクの薔薇の森のお嬢様へ」とありました。これは、アーシャやアンナの思い出と深く結びついている言葉でした。
子供の頃、アーシャはにんじん農場の狩人、アンナはピンクの薔薇のお嬢様、アーシャの兄は藪のいばらというあだ名をつけて遊んでいたことを思い出してくれれば…と手紙を書いたようです。
このアーシャの兄が、アンナが結婚を考えていたカインなんですね。皇帝の策略で、行ったらいつ戻れるかわからない言われてたルーヘルム使節団に入れられて、結局戻ってこなかった…ほんとにひどいやつだよ、皇帝は。
問題はその手紙の内容ですね。今回は明らかにされていませんが、アーシャには何か計画があるようです。
楽しみすぎる。いよいよ反撃か。
サンセット家が没落し、残されたタナトスの2本の柱、プルムヘリオ侯爵とゲルティウム公爵。公爵の方は、皇帝の犬だとか。
その忠誠心を覆すために、ヘンリック・アルパティオという人を利用しようと考えていました。この人は公爵の剣術の師匠だった人であり、心の拠り所。公爵を懐柔するためにも、ヘンリックを探さなくてはなりませんでしたが、その手立てとして、アンナが何か重要な役目を果たしそうです。
手紙を受け取ったアンナの表情、良かった。死のうとしていた人が生きる気力に満ち溢れていたよ。
どんな計画なのか、いよいよ反撃に転じるのでしょうか。
・アーシャの侍女だったアンナは海辺の邸宅で過ごしている
・崖から飛び降りようとするも、乳母が手紙を持ってくる
・アーシャからの手紙だとわかり、生きる気力を取り戻す
・アーシャには何か計画があるよう