「皇后をさらった彼は」12話・誰よりも幸せに生きなくては

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前皇帝は知っていたんですね、自分の息子がろくでなしだってことを。

12話のあらすじ

海を眺めながら穏やかな表情を浮かべるロゼリン。宮殿から出られなかったので海は初めて。

しかし突然目つきが厳しくなります。何も守れなかったというロゼリンに、タモンはなぜそれが君の罪なのかと優しく問います。

もしも自分が愛する人を守って死んだとして、その人が自分を責めていたとしたら、地獄からでも這い戻り、誰より幸せに生きてくれと伝えるだろうというのでした。

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12話の感想(ネタバレ含む)&次回考察

タモン、やさしい…。

ロゼリンがなぜ自分を責めているのかは、よくわかったうえで、なんて優しい言葉をかけるんだろう。

そうです、皇帝に○されてしまった人たちは、誰一人としてロゼリンを恨んでなんかいないだろうし、誰よりも幸せに生きてほしいと願っているはず。

それをきちんと言ってくれる人がいてよかった。ロゼリン、泣けるようになってきたので、少しずつタモンに心を開いているのかな。

皇帝は悪夢でもみているようです。前皇帝は息子が馬鹿なことを知っていて、婚約者までいたロゼリンをわざわざ皇太子妃にしたんですね。

すべて妃と相談して決めるようにと行ったのは、お父さんだったんだ。お父さんがもう少し長生きしていたら違っていたのだろうか。

他に息子がいたらおまえなんか後継者にしなかったと言っていましたから、ほんとに若い頃からろくでもないやつだったんだな〜。

それにしてもロゼリン、かわいそう。婚約者までいたのにこんなろくでなしの嫁にされ、足は不自由になり、最後は拷問を受けて冬山に捨てられるなんて。馬鹿さ加減が、お父さんの想像を超えていましたね。優秀だったが故に、こんなバカの嫁になってしまった。

これが復讐せずにいられようか。

タモンが大きな愛で包んであげてください。

今回のストーリーのまとめ

・ロゼリン、ベランダでタモンと食事

・大切な人たちのためにも生きないといけないという優しい言葉に涙する

・ギロティは父親から責められている夢を見ている

→13話へ続きます。

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