
もっと苦しめてもよかったけどなー。
101話のあらすじ
数日後。宴会場で何があったのか、人々はあまり覚えていませんでした。割れ目が出現したところまでは覚えているものの、その後お記憶は曖昧になっています。
プルムヘリオ侯爵が反旗を翻したため、ギロティは拘禁されました。ゲルティウム家も反対しなかったため、タナトス家は没落します。
ギロティはナターシャと共に、牢にいました。
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101話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
ギロティとナターシャが同じ牢に入っているという、地獄絵図。
それでも、ギロティはこの瞬間まで、ナターシャが自分を愛してくれていると思ってたんですね。不思議なことに。
どうして自分が愛されると思うのかしら。
するとそこに、タモンとアーシャ様がやってきます。どうやら、ナターシャにロゴン(ナターシャの子)を見せにきたみたい。
ナターシャは極刑を免れないけど、子供に罪はない。最後に、お母さんにあわせてあげようということか。

こんなひどい女でも、子供を産むと変わるのかしら。
ロゴンを、どこか遠くの国にやってほしいと。皇帝とか、自分と縁のない場所。
たしかに、ここにいたら、罪人の血を引くものとして、辛い人生が待ってるかもしれませんからね。アーシャ様、どうするかな。
ナターシャは許さなくてもいいけど、子供に罪はないから。
もう彼女の言葉に翻弄されないと言っていたけど……

それを聞いたタモン、何か思うところがあったのかな。
その後、ひとりで牢に行き、ギロティと話します。
ギロティは、たかが絞首刑か斬首刑、苦しまずに死ねる〜と意外と余裕の表情なので、このまま死なせちゃいかんなと、タモンは短剣と毒の入った瓶を出します。
毒を選んだら、苦しいけれどすぐ死ねる。短剣を選んだら、俺がお前の命を奪う。でも簡単に●さないと。
ナターシャは、あっさり毒を選びましたよ。

ひどい女だったけど、最後は意外と潔かったなと思います。
潔くないのは、ギロティね。
結局、タモンが毒を飲ませちゃうんだけど、これでよかったのかな?
なんか、甘い気がするよ。もっと苦しめてやらないと。
アーシャ様が受けた苦痛は、こんなもんじゃなかったと思うよ。
・タナトス家は没落、ギロティとナターシャは投獄
・ナターシャは子供だけは遠くの国に行かせて欲しいとお願いする
・タモンは毒と短剣を持って牢へ、ナターシャは自ら服毒、タモンはギロティに毒を飲ませる


