8話のあらすじ
あまりに堂々とした態度に、その場の誰もが気圧されていました。それでも挨拶すべきなのかと迷っている人々をよそに、リオネルが先頭を切って挨拶をしました。
ヴァルドロ公爵家が挨拶をしたことから、自分たちも続かなくてはと必死になる貴族たち。
しかし、一切自分を見ようとしない皇后にイラついたディアンは、自分からアデルの前に進み出ます。
8話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
ありがとう、リオネル。
リオネルが挨拶をしてくれたことで、その場の雰囲気がガラッと変わりました。
しかしそれを見てなんとかしなきゃと思うお馬鹿さんが一人。何をするのかと思いきや、自分が婚儀と披露宴の準備をしたのだけれど、お気に召しましたか?と挨拶をする馬鹿な愛人。
自分の方が権力があるということを示したかったのでしょうが、お前が準備したドレスが合わなかったよ、いやいや謝罪は結構!という趣旨のことをアデルに言われて、いい赤っ恥です。
さて、これでどうするのかと思いきや…馬鹿皇帝、登場。
出た、女の涙。また泣き出したよ、この愛人…。
何事ですか?と聞く皇帝に、アデルは、どんな挨拶を交わしたらこんなふうに泣くのか私の方こそ知りたい、本人に直接聞けと答えます。
いいぞ。
この皇帝も、本当に頭悪いですね。ちょっと泣いたらなんでも許しちゃうのかね。
ほんとにこの人、頭悪いと思う。これで国は大丈夫なのか。
皇帝は、ディアンは自分の恋人だから構わないように、そなたの恋人にもかまわないからと言い出しますが、その言葉は陛下の恋人に伝えろと返すアデル。
いいぞ。
でも、リオネルはそんなアデルの様子を見ながら、彼女の余裕のなさを見抜いていましたね。
余裕を保っているのではなく、余裕を保つように努めているように見えると。
早く、リオネルとの距離が縮まったらいいな。
嘲笑も侮辱も慣れていないアデルには、今の状況は大きなストレスです。
どうにか、大きく形勢逆転できると良いのですが。
・アデルはウェディングドレスを着て披露宴会場へ入る
・リオネルを筆頭に、貴族たちはアデルに挨拶を始める
・その場の雰囲気を自分に都合の良いように変えようとディアンは自分からアデルに話しかけるが、返り討ちにあう