おめでとう、アデル。
63話のあらすじ
ギグス夫人の言葉を遮り、全てを認めるというアデル。到底、皇帝と初夜を迎えることはできないとの言葉に、校庭は焦ります。怒りと絶望で慌てふためくと思っていたのに、予想と違う反応でした。
早く処分を言い渡せというアデルに、廃位以外ないと喜ぶデスポーネ公爵。グランド公は、こんなことありえないと憤慨するも、初夜は宮法に記された皇后の義務であるため、それを果たさなければ廃位もありうるのだと大神官に告げられます。
大神官の言葉を聞いて、思わず笑い出してしまうアデルでした。
→「皇后の座を捨てます」のつづきはebookjapanで!※タイマー無料でお得に読める!PayPayも使えます。
63話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
アデルは、皇帝のあまりの馬鹿さ加減に嫌気がさして、笑い出してしまったのでしょう。もう、この国で、皇后でいる意味を見出せなくなってしまったのだと思います。
皇帝はかなり焦ります。思ってたんと違う!やばい!
今なら機会をあげるから自分の罪を認めて改めろと。
でももう遅い。
自分のしたことが間違っていたと気づいたけれど、取り返しがつかないことになりましたね。
しかも間違っていると思っている内容は、廃位の裁判を起こしてアデルを服従させようとしたことであって、アデルを尊重しなかったからとか、本質的なことは分かっていないと思います。
皇后としての本文を全うすると約束するのだと迫りますが、ダメでした。
アデルは約束はしない、早く処分をくだせと裁判官に言い、裁判官は廃位を宣言します。
よかった。これで自由になれる。
さて、ヴァルドロ公家の秘密会議室では、リオネルが集まった貴族に地図を見せながら、皇帝とデスポーネ公爵の企みを説明していました。
決めた位置に塔を建て、帝国全域が塔の影響圏に入ることを目論んでいるとの説明に、憤慨する貴族たち。今開かれている裁判は、この資料をくれた皇后陛下に罪をなすりつけるつもりだろうと、宮殿へ向かおうとしますが、リオネルがそれを止めます。
今は状況が分からないので、落ち着いて。皇后陛下がこの資料の裏付けとなる証拠を準備してくれているから、それまで待ってほしいといって、いったん貴族たちをかえします。
するとそこへ、皇后廃位の知らせが届きました。
ようやく、廃位!!
皇后陛下、今までお疲れ様でした。これで自由の身になれます。
すぐにリオネルの元に向かってください。
さて、皇后が廃位されたのに、放っておかれているディアン。お腹の痛みを感じて侍女に助産師を呼ぶように命じました。流産?
そして、暖炉で何やら燃やしています。なんの証拠でしょうか。
次週は、ようやく1話の回収になりますかね。楽しみです。
・アデルは自分の罪を認め、皇后の本分は全うしないといって、廃位となる
・皇帝は途中でまずいと思って軌道修正しようとしたがダメだった
・リオネルは貴族たちに皇帝とデスポーネ公爵の企みを説明
コメントを残す