罪なき命が消えていくのを見ていられない…これこそが人の上に立つ人間の器というものよ。
45話のあらすじ
魔物たちが襲ってくる中、アデルやリオネルたちは必死で戦います。しかしそれを傍観しているだけの魔法師団。ブリュンヒルが、自分たちも手伝わねばといいますが、デスポーネ公爵は動こうとしませんでした。
なぜ騎士たちを援護しないのかというアデルの言葉にも、エフモントにはエフモントのやり方があると言って動かない公爵に業を煮やすアデル。
自分が魔物を引き止めるから、その間に●して塔への道を開けとリオネルに指示するのでした。
→「皇后の座を捨てます」はebookjapanでも読める!45話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
今週は、あっという間に終わってしまった。2話分くらい読みたい気分。
馬を降りて、自らが最前線に立ち魔物を引き止めるアデル。リオネルたちが魔物を倒し、一瞬で塔への道が開きました。
その間に魔法使いたちが塔を破壊しますが…塔は破壊された!ってガッツポーズしてるレノックスがめちゃむかつく。
なにもせずに、騎士たちが倒れていくのをただ見ていただけのくせに。アデルがいなかったら、もっと犠牲は増えていたし、それでもなんとも思わなかったくせに。
これを自分の手柄にしようもんなら、ここで生き残った人たち、ヴィエッタ侯爵たちは許さないと思うよ。
これだけのことをしたのに、全員助けられなかった、申し訳ないと言ってアデルは血を吐いて倒れてしまいます。
ブリュンヒルが治療しますが…もちろん、助かりますよね?
ブリュンヒルは皇后陛下の味方になる予感。
皇后陛下の活躍は素晴らしい。それにひきかえ、馬鹿公爵とレノックスの情けないこと。どうせ何もできないだろうと高を括っていたと思いますがそんなわけないじゃん!!
ワイバーンを一撃で倒し、全ての魔物を引き止める膨大な魔力。この人がいなかったら、騎士たちは全滅だったかもしれない。
ほんとに腹が立ちますが、でもヴィエッタ侯爵をはじめとして、その場にいた人たちがきっと味方になってくれるはずです。
アデルの活躍が正当に評価されることだけを望む!!
ヴィエッタ侯爵は、リオネルとアデルの関係に気づきましたね。
関係というか、まだ気持ちが通じ合っているわけではないけど、これまでの皇后と補佐官ような、単なる愛人みたいな関係ではないということがわかったと思う。
この人はきっと聡明なので、味方になって欲しい。
・騎士たちが倒れていく中、何もしない魔法士たち
・腹を建てたアデルが最前線に立ち、魔物を止める
・その間にリオネルたちが魔物を倒し、塔は破壊されたが、アデルは力を使いすぎて吐血してしまう