ばかな兄。でもリオネルの胸筋が見れたからいいや。
43話のあらすじ
レノックスがアデルの暗殺を計画していました。そして、その責任をリオネルに負わせようとしています。
一方グランド公爵領では、難民たちが押し寄せ飽和状態になっていました。デスポーネ公爵の横暴にも、皇帝の無能さにも耐えかねた公爵は、皇后に会うために首都に行く準備をします。
いよいよアデルたち討伐隊は、魔力の半径に入り、塔に近づいてきました。
→「皇后の座を捨てます」はebookjapanでも読める!43話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
グランド公爵はとても立派な人ですね。この人が皇帝だったら…。男だという理由だけで馬鹿な奴が皇帝になるのは、国民にとって不幸なことです。
権力を持つものは同時に大きな責任をも背負っているはず。権利と義務。その両輪があってこそなのに、デスポーネ公爵も操り人形の皇帝も、責任は負おうしない。「皇族」が聞いて呆れます。
グランド公爵とアデルなら、きっとこの国をよくしていくことができると思うんですよね。二人とも芯が強くて、人の上に立つ者の器を持っているから。
夜、アデルの幕舎に暗殺者がやってきました。
しかし、そう簡単にやられる皇后陛下ではない!あ〜、かっこいいなあ。
敵は魔力でアデルを押さえつけようとしたようですが、超一流の魔女であるアデルをやっつけようなんて無理!
アデルは片手で暗殺者を捕まえますが、毒を飲んで自決されてしまいました。
これが、レノックスが送った刺客かな?こいつから、レノックスをたどれるだろうか。たどって、あいつの息の根を止めてやりたいですな。
リオネルに相談しようと彼の幕舎にいくアデル。
リオネル、寝ているのにどうして胸をはだけさせているのですか?
読者的には立派な胸筋が拝めたので良いのですが、皇后陛下もドキドキしちゃうじゃないの。
アデルがリオネルを起こそうとした時、敵だと勘違いしたのか、リオネルはアデルをベッドに押し倒してしまいます。
まさかのことに、現実なのか夢なのかがわからないリオネル。
夢ならば…とアデルに口付けしようと顔を近づけて…
って、ここで終わり!?寸止め!?
チューは来週ですか!?
リオネル、夢じゃないよ!そのまましちゃえ!
・レノックスは皇后の暗殺計画を立てる
・グランド領には難民が押し寄せている
・アデルの幕舎に暗殺者がくるもすぐに撃退
・リオネルに知らせにいったアデルをリオネルは刺客と勘違い?