「皇后の座を捨てます」追加外伝・恋しさが名残として残るなら(2)

※記事内に商品プロモーションを含む場合があります

カインにも幸せになって欲しい。

追加外伝のあらすじ

塔を始末した後、村長からお礼にと、20年もののラズベリー酒をいただいたアデル一行。お酒が大好きなアデルはギベリンたちとラズベリー酒を楽しみます。

すでに9杯目。そろそろ席を立つ頃だなとカインが思っていると、アデルは案の定、風に当たってくると言いながら、外に出て行きました。カインはいつものように、静かにアデルのあとをついていきます。

川に足を浸しながらリラックスするアデルを見て、あの瞳が自分だけを見つめてくれたらと思うカインでした。

→「皇后の座を捨てます」のつづきはebookjapanで!

※タイマー無料でお得に読める!PayPayも使えます。

→「皇后の座を捨てます」はLINEマンガでも読める!

追加外伝の感想(ネタバレ含む)&次回考察

自分に新しい世界を与えてくれたアデル。カインにとっては、アデルが世界のすべてだったんですよね。

それなのに……エフモントの皇后になるなんて。しかも、本人が望んでいないであろう結婚。

カインたちは、当然納得がいきません。

口を出すなとアデルに言われも、引き下がれないカインは、私と結婚してくださいとプロポーズ!

管理人
管理人

そうか、このときにもプロポーズしていたんですね。

でも、カインとアデルの思いは違う。アデルにとってカインは、兄妹同然。これはつらい。

なんとかしてアデルを助けたかったけど、アデルは自分だけが安泰であろうとする人ではないし。

ルシオのために、自分がエフモントに嫁ぐしかないと腹を括っていたでしょうから、カインのプロポーズは受け入れられなかった。

そして、廃后となったアデルを迎えに行くけれど、そこでカインはリオネルのプロポーズを聞いてしまいます。

管理人
管理人

カイン、どこまでもかわいそう……。アデルと出会うのが早すぎたのかな。

リオネルが、エフモントについてアデルを迎えに行くことがなかったら。エフモントの皇帝がバカじゃなかったら。皇帝に愛人がいなかったら。

色々な条件が重なって、アデルとリオネルが結ばれることになった。つまりこの二人は、運命の相手だったのだと思います。

結局、カインの思いが届くことはなかったけれど、最終的には吹っ切れて、アデルの幸せを心から願うカインが、とても素敵。

絶対、カインにも幸せになって欲しい。なれると思う。優しくて賢い人だから。

次回は特別外伝だそうです。誰の話だろう?楽しみです。

今回のストーリーのまとめ

・アデルがエフモントに嫁ぐことを知り、アデルにプロポーズするカイン

・エフモントにアデルを迎えに行ったカインは、リオネルがアデルにプロポーズするところを聞いてしまう

・カインの初恋は実らなかったが、アデルの幸せを心から祈っている

→追加外伝へ続きます。

一覧に戻る

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です