
いちいちドキドキしちゃうカシウスが、かわいい。
6〜7話のあらすじ
カシウスにロテラの姓とヒルシャイン(旧ロテラ領)を与えると言われ、レニーシャは拍手をして喜んで見せました。しかし、怒りが収まらないのはカシウス。あんな人間が皇帝だなんて、戦場にいる方がまだマシだと思います。
カシウスは、ヒルステインに滅ぼされた王国の後継者で、唯一生き残った王族でした。「ハシャム」として部下たちを守らなくてはならないカシウス。今は、我慢の時でした。
怒りを鎮めるために庭園を歩いていると、そこに現れたのはレニーシャ。父との手紙のやり取りで、カシウスのことを聞いていたレニーシャは、兄夫妻と姪のイザベラを探し出して欲しいと頼みます。
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「皇后の寝室に蛇が棲む」6〜7話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
汚いものがついたからと、カシウスのハンカチを借りて首元を拭くレニーシャ、最高。
レクシスがカシウスの前で、わざとレニーシャの首元にキスしてましたからね。キモい。
で、レニーシャは、お父様が信頼していたカシウスを、信頼することにしたんですね。
お兄さん一家は、無事なんでしょうか。
カシウスも、レニーシャからお願いされたというのもあるけど、公爵様に恩返しがしたくて、動くみたいです。
ロテラ公爵は、カシウスがハシャムであることを見抜き、カシウスの体にあったタトゥーを見えないようにしてくれた。生き残れたのは全て炉テラ公爵のおかげだとカシウスは思っているから、レニーシャのためならなんでもするでしょうね。
性格も良くて、強い。しかも、滅びた王国の後継者。この上なく素晴らしい味方ができましたね、レニーシャ。
なにかと喧嘩を売ってくる無礼なカナリアには、心底むかつきますが、いつか盛大なざまあがくると思って、我慢しますよ。
さて、皇帝が晩餐会を開いたので、慣例に従い、皇后がお茶会を開くことになりました。
レニーシャは、カナリアにも招待状を送ります。ドレスコードは青、パートナー同伴でと。
皇帝はその話を聞いて、カシウスをパートナーにするようにとカナリアに銘じます。
なんか、レニーシャとカシウスが恋に落ちたとスキャンダルを流すつもりみたいなんだけど……この皇帝がバカなのは、自分に人望がないことに気づいてないことでしょうか。
どんな下世話な噂を流そうと、レニーシャの気品がなくなるわけでもないし、人望もなくならない。むしろレニーシャが去ったら、皇宮はやばいことになるでしょうね。
カナリアはレニーシャの後釜に座るつもりみたいだけど、無理に決まってるじゃないですか。そんな能力はないし、どうせ、誰もついてこない。
そのときレクシスはどうするんでしょうね。レニーシャがどれだけ重要な存在か、その時になって気づくのかな。
・レニーシャはカシウスに、兄一家を探して欲しいと頼む
・慣例に従い、皇后がお茶会を開かなくてはならない
・レニーシャはカナリアにも招待状を送る、レクシスはパートナーとしてカシウスと一緒に出席するよう、カナリアに命じる
→8話へ続きます。

