「結婚商売」1〜3話・18歳に回帰したビアンカ

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銀髪好きにはたまらんザカリー。

1〜3話のあらすじ

ザカリー・ド・アルノー伯爵が、いくら戦地で勝ってお金を稼いでも、それを湯水のように使ってしまう悪妻、ビアンカ。

家族にも領民たちにも見放され、命を落としかけていました。もう一度人生をやり直せるならあんな過ちは犯さないと神に祈った瞬間、18歳に回帰します。

執事長のヴァンサンのところに自分の年齢を確かめに行きましたが、どうやら夢ではないようです。

今は無駄遣いばかりして夫にも関心を持たない悪妻として名高いビアンカですが、心を入れ替え、遠い未来に「聖人ビアンカ」と呼ばれるようになるのです。

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1〜3話の感想(ネタバレ含む)&次回考察

ビアンカが絶対に同じ過ちは繰り返さないと心に誓っていた頃、ザカリーが戦地から戻ってきました。

ヴァンサンをはじめとして、城のみんながザカリーを出迎える中、今まで一度も出迎えたことのないビアンカが出てきたので、ソヴールたち部下はとても驚いています。

ビアンカは、ザカリーに大事な話があって探していました。その話とは…妻としての義務を果たしたいと。

管理人
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つまり、子供を作るってことです。

ビアンカにしてみれば、ここで生き残るためには、今までの行動を改めて後継者をもうけることが最善だと考えた結果なのですが、戦争から帰還しても一度も迎えにきたことのない妻からそんなことを言われたら、ザカリーも驚きますよね。

ビアンカがここへ嫁いできたのは、9歳!

政略結婚て、そんな年齢でもするの!?

この国の女性は、結婚前は父や男兄弟が、結婚後は夫と夫の家族が面倒を見ます。

家族もおらず、跡継ぎもない女性の末路は悲惨なものです。だからビアンカは、なんとしても後継が必要だと考えたんですね。

前世では20歳をすぎてから一晩を共にしているようですが、今世ではまだ。それで、わざわざ提案をし行きたのですが、ザカリーの反応が微妙です。

たぶん寡黙な人だから驚いているだけなのでしょうが、ビアンカから見たらすごく怖い。

管理人
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怒っているように見えるからです。

その話はまた後でと言われてしまいますが、がんばって食い下がるビアンカ。私たちの結婚はいくらだったか?と聞きます。

なんと、ザカリーは持参金、持参品の内訳を細かく記憶していました。金額も大きいので普通は覚えていないのですが、覚えている場合もあります。

新郎が新婦を追い出して新しく妻を娶るために、新婦と持参金を一緒に送り出すときです。

どうやら、ザカリーに情婦がいるという噂があるようで、持参金を細かく覚えているのはそのせいだと思うビアンカ。

ザカリーの表情はとても厳しくなっていたので、たぶんただの噂だと思うのですが、ビアンカは情婦がいると思い込んでしまっていますね。

実は前世で、ビアンカが25歳になる年にザカリーは戦死してしまうのです。だからなんとしてもその前に子供を作ろうと決意するビアンカでした。

9歳で誰も知り合いのいない辺境の地に嫁いできて、唯一心を開いていた乳母も5年前に亡くなってしまった。ビアンカが悪妻になってしまったのも、本人だけのせいではない気がします。

そのあたりは、これから描かれていくと思うので、ザカリーとの関係が良くなっていくのか、楽しみです。

今回のストーリーのまとめ

・悪妻として名高いビアンカは、城を追い出され死にかけていたところ、18歳に回帰する

・前世での行いを反省し、今度こそ同じ過ちを繰り返さないと心に誓う

・アルノーで生き残るために、夫のザカリーに子作りを提案する

3話へ続きます。

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