
エルディックとノアには幸せになってほしい。
76〜77話のあらすじ
ノアもエルディックのことが好きでしたが、エルディックは過去に囚われて罪悪感を感じているだけだと言います。
時が戻る前、リナリーの死後の帝国。エルディックを救うことができなかったノアは、あちこち火の手が上がる中で、もはやこれまでと最後を悟ります。
それなら今自分にできることはと、持っている魔力を全て使って禁忌魔法を発動させて時間を3年戻したのでした。
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76〜77話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
ノアが子供の姿のまま、雪山に閉じ込められているのは、3年前に禁忌魔法を発動させたからだったんですね。
しかしその時魔力を使い果たしてしまったので、時を戻したはいいけれど、未来を変えることができない。だからリナリーとリアムに協力を求めたのでした。
こんな姿の私はエルに釣り合わないというノアでしたが、エルディックは魔法でノアを元の姿にします。
まだ完全ではないからあまり持たないと言いつつ、これで君が私に相応しくないなんて言わせない、必ず元の姿に戻すから結婚してほしいというのでした。
エルディックってこんなに一途で素敵な人だったのね。

一時、黒幕じゃない?と疑ってたのですが、ごめんなさい。
いよいよエルディックを残してみんなが帰ることになりました。ノアはリナリーに、必ず生き残ってと耳打ちします。
カイルとリーチがリナリーを取り合うので、仕方なくリナリーはディランと馬車に乗りました。
ディランは過去に一緒に襲われているし、黒幕からは一番遠いだろうという考えもありました。
そんなリナリーの悩みをよそに、猫(リアム)を抱っこさせてほしいというディラン。一度は断るも、あまりにしゅんとしてしまったため、リアムを抱かせてあげるリナリーでした。

ありがとうというディランの顔、すごくいい表情。ほんとにうれしそう。
リナリーと出会ったばかりの頃のディランでは、こんなにいい表情で笑う人だなんて、想像もつきませんでしたね。
さて学院寮に戻ってきたリナリーとリアム。黒幕があのメンバーの中にいることはわかったものの、目的がわかりません。
ファシアスの家門は皇帝派なので、ディランを暗殺するメリットがないのです。
しかし、もしディラン以外に皇族の血を引く人がいたなら…と考えるリアム。
赤い瞳は皇族の象徴。リナリーが黒幕に無闇に近づけない今、さまざまな可能性を考えなくてはなりませんでした。
・ノアが子供の姿のままなのは、禁忌魔法を使って時間を3年戻したから
・エルディックは必ず元の姿に戻すから結婚してほしいとノアに伝える
・ファシアス家門は皇帝派なのにディランを暗殺するメリットがないが、もし他に皇族の血を引く者がいれば話は変わってくると考えるリアム

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