なんとか挽回しようとしてるんだよね、ヘリオス。
35話のあらすじ
命に別状はないと医者は言っているものの、シェリアはまだ目覚めません。ヘリオスは花を持ってきたり、香油で髪の手入れをしたりして、シェリアのそばにいます。
メイドのメアリーは、公務に支障が出ないかと心配して、私に任せてもらって大丈夫だというのですが、ヘリオスは自分がそばにいたいのだと言います。
その言葉を聞いて、あのときも同じ気持ちだったのだろうかと思うメアリーでした。
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35話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
あの時というのは、このあいだの式典のときで、倒れてしまったシェリアをヘリオスが介抱したのですが、目を覚ましたシェリアに泣かれてしまうという出来事があったのです。
それでもヘリオスは諦めたくないと言って、シェリアの世話を続けました。
シェリアはなかなか目を覚さないけれど、ヘリオスは満ち足りた日々を過ごしているようです。
前世のことを考えると、手放しでは喜べない気はするのですが、今世ではなんとか挽回しようとヘリオスが頑張っているのは事実。
最初は、とっとと離婚して、妻の大切さを思い知ったらいいのにと思っていましたが、グリードが邪魔していたことがわかったので、ヘリオスも被害者だったんだなと思うと、チャンスはあげてもいいのかなと。
今度こそ、シェリアを大事にしてね。
シェリアの世話を続けるヘリオス、ある日廊下でグリードと会いました。
やっぱり私の言った通り、シェリアはあなたを嫌っているのだから、魔力の暴走を起こしたのだと。
目を覚ましたら、離婚したいほど嫌いな夫が目の前にいるなんてひどい悪夢だ。
私が看病するから兄上は帰ってくださいと言い出したグリードに、彼女の言葉しか信じないと答えるヘリオスでした。
ここまで言われても、逃げないと決めたヘリオス。
しかしグリード、悪い顔だな〜〜。
シェリアの枕元に戻ると、窓からリトが入ってきます。そして、お祝いしにきたというのですが…
こいつは、グリード側でしたよね?
シェリアが目を覚ましていないのに、大丈夫なんだろうか。
嫌な予感。
・メイドのメアリーが自分に任せてと言っても、シェリアのそばにいたいからと世話を続けるヘリオス
・グリードは、兄上は嫌われているのだから自分が世話をすると言い出すが、ヘリオスは断る
・窓からリトがやってきた
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