「旦那様、稼いで離婚させていただきます!」26話・言葉足らずのヘリオス

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リトが巧妙というよりも、ヘリオスがバカな気がしてきた。

26話のあらすじ

シェリアは、なぜ黒魔法の紋章があるのかとリトに聞きます。するとリトは、父親が魔法を使えない自分のために、黒魔法を教えてくれたのだと言いました。

おかげで魔法が少し使えるようになったものの、魔法を使うとなんだかぼーっとして怖い声も聞こえると言います。

話してくれてありがとうというシェリアはすっかりリトを信用しているようですが、シェリアに抱きついたリトは不敵な笑みを浮かべていました。

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26話の感想(ネタバレ含む)&次回考察

あきらかに怪しい男の子なんだけれど、シェリアはただの子供だと思っているから、気が付かなそう。

その点、ヘリオスは怪しいと思っているので、なんとかリトの正体を暴いてほしいところです。

しかし、黒魔法を使っているというリトの父親を調べたいと思い、グリモワールに戻る騎士に、ラッセルあての手紙を託します。

ヘリオスは、騎士と一緒にグリモワールに戻るリトに、困ったことがあれば力になるというのですが、リトは「僕が欲しいのはお姉ちゃんだけだから」と耳打ちするのでした。

その言葉通り、怪しい行動を見せ始めるリト。馬車の中では、騎士がぐったりして気を失っています。

そして、ラッセル宛の手紙も開封して読んでいました。

いったい、何をしようとしているのか、まだグリードとリトの企みがまったくわかりませんが、シェリアに何かしようとしているのでしょう。

ここまでかなり怪しい行動をしていたので、ヘリオスがもう少し何かしようがあったのでは?と思ってしまう。

皇太子なんだし、奥さん守るためにも、子供だからと容赦せず、どこから来たのか、何しに来たのか、調べようはあったと思う。

せっかく距離が近づいていたヘリオスとシェリアも、リトの件でまた誤解が生じてしまいます。

ヘリオスも、言葉足らずなんよ。リトのこれまでの言動を正直に話して、きちんと調べようと言えばいいのに、「君はこれ以上関わるべきではない」とか言っちゃうから、シェリアが怒るのも当たり前です。

ほんとバカだな。

今回のストーリーのまとめ

・リトは父親から黒魔法を教わったという

・ヘリオスが何か困ったことがあったら頼って欲しいというと、リトは「欲しいのはお姉ちゃんだけ」という

・グリモワールへの馬車の中で、騎士たちを眠らせてしまうリト

27話へ続きます。

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