
優しいだけじゃなくて冷静で頭も良いエイリック。
32話のあらすじ
騎士から報告が上がってきました。先日、質屋に来た老婆の正体は、クリスピン騎士団の副団長の母親で、代々クリスピン家の汚れ仕事を引き受けてきた家だとのこと。
彼の父親は強姦致傷罪で死刑になりましたが、実は投手の罪を被ったといわれています。
その老婆は窃盗団とも接点があり、ケルラを襲撃した男たちのボスが、老婆の弟。ここまでわかったことから、すべてのことにクリスピン家がかかわっているが、その理由がわからないと思うエイリックでした。
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32話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
エイリックの父に女をあてがったのも、ケルラを襲わせてエイリックと結びつけようとしたのも、娘をエイリックに嫁がせてクラドニエ家の妻にするためなのか。
よけいわからないのは、ちょっと探ったくらいで、すぐにその動向がバレてしまう浅はかさでした。
クリスピン家は、なんのためにこんなことをしているのか。
もともと、エイリックとラカネの結婚話は、反逆が目的だったのですが、それがそもそも仕組まれたものだったら……。
なるほど、ここでエイリックは、クリスピン家が黒幕じゃないかも?ってことに気づくんですね。
頭いいな。

あいつですね、黒幕は。
ということは、クラドニエ家だけでなく、クリスピン家も利用して、両方没落させようとしているということか。
母親の実家の家門を根絶やしにするくらいだから、やりかねない。
どうしてそこまで、周囲の人々、有力家門を破滅させようとするのか、何か特別な理由があるのかを知りたいところです。
さて、朝目覚めて、エイリックは騎士の報告を聞くために先に出てきてしまったため、ミエサが起きたという連絡で、すぐにエイリックは寝室に戻ります。
しかしそのとき、あの侍女たちがなにかしようとしています。
ミエサが初夜を迎えたことを確認したあと、寝室の奥の部屋に閉じ込めて、宝飾品や化粧品を持ってきました。
何をするつもり?

エイリック、早くきてくれ!!
ミエサは今、着飾って化粧をされようとしているんだけど、その口紅が怪しい!!
いつもなら暴れたら殴るのに、マレカ夫人はミエサに口紅を塗ることに必死!なにそれ?
とりあえずケルラが来たけど、奥の部屋の鍵が開かない!なんとか気づいて!!
と思ったら、ミエサが悲鳴をあげました。
何をしようとしているのかはわからないけど、いいことのはずがないので、早く助けてほしい!!
ケルラ、がんばれ。
・これまで起きた不審なできごとのすべてにクリスピン家が関わっている
・本当の黒幕はクリスピン家ではないと疑っているエイリック
・侍女ふたりはミエサが初夜を迎えたと知り、なぜか別室に閉じ込めてまで口紅を塗ろうとしている


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