
早く気持ちが通じ合って欲しいな。初のミエサ視点。
12話のあらすじ
王の前での行動について聞くと、また母の言葉を復唱してみせるミエサ。エイリックは、ミエサが正常なのだということを確信します。
ミエサは7歳の時に母が死ぬ光景を見て、さらにその後も異母兄妹たちが次々に王に粛清される様子を見てきました。
そんなミエサが生き残るために選択した方法が、今のように心が壊れた人間を演じることでした。これまでどのように生きてきたのかと考えると、エイリックはかける言葉が見つかりませんでした。
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12話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
エイリックが優しいだけでなく、冷静で賢い人でよかったと思います。
王の前でも、ミエサの行動に驚かず、冷静に対処しました。
ミエサに対して、大変だったねとか、安直な言葉をかけないのも、エイリックの優しさからくるものでしょう。どんな思いで生きてきたのか、想像すらできないからこそ、簡単に慰めることなんてできなかったんですよね。
やさしいな。
そして今回面白かったのが、ミエサの日課!
・食卓を散らかす
・黒髪の男の脱いだ服を噛みちぎる
・侍女の白毛を抜いてあげる

これで、今日のノルマの半分達成。
黒髪の男って……エイリックて、名前覚えてあげてよ、ミエサ。
ミエサは、エイリックが自分の秘密を人に話したらどうしようって不安に思うと同時に、昨日エイリックが腹を立てていたと誤解しています。
違う、違うよ!
口数は少ないけどね、ミエサがこれまで生きてきた境遇を考えて、どんな言葉をかけたらいいかわからなくて、言葉が出てこなかっただけなんだよ。

怒ってるんじゃないの〜〜〜。わかって欲しいな。
不安になったミエサは、クラドニエ夫人の元へ走っていきます。
ソファに座って仕事をしていたお母様の膝にダイブ!かわいい、ミエサ!
奥様がいつも通りだったので、エイリックが話していないなと安心するミエサ。
そして、何気なく仕事の話を聞いていると、クラドニエ家はだいぶ財政的に厳しいのだということがわかりました。
夜中に、エイリックが領地民の食糧を心配していたことも、覚えていた。
ミエサ、やっぱり書類を読んでいたんですね。

計算もできるし、賢い王女様だったんだ。
問題は……いつになったら普通に暮らせるのかってことですね。
エイリックは絶対誰にも言わないと思うし、お母様もきっと味方になってくれると思う。
ミエサが不思議に思うほど、二人ともミエサに優しいし。
今回は、初のミエサ視点の回でしたが、頭がおかしいと思われるように、いろいろとやらかし日課をこなしていたんですね。
頭がおかしい演技って、頭がいい人がやるのは大変だと思うけど、すごい精神力だなー。
・エイリックはミエサが正常だとわかるも、これまでの苦労を思うとかける言葉が見つからない
・ミエサはエイリックが腹を立てていると誤解
・ミエサは頭がおかしいと思われるように、毎日日課をこなしていた


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