セリーナ、とにかく絵になる。
37話のあらすじ
公爵邸に商人を呼んで悠々とお買い物。贅沢をするよりも芸術的なものに関心があるセリーナ、直接お店に行けたらもっと楽しいだろうな〜というと、店そのものを買ってやろうか?というカルシオン。公爵家の財産はいかほどなのか。
誰かが探ろうとした時のために、カルシオンはセリーナの身分を用意していました。この身分証明書が、自分がここにいる証拠だと思うと、不思議な気持ちになるセリーナでした。
カルシオンは、もしセリーナが元の世界に戻っても、なかったことにはしない。セリーナがこの世界にいたこと、そして自分に属するものであったという事実は変わらないというのでした。
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カルシオンは、セリーナのことを最初は単なる「駒」だと思っていたんですよね。でも今はそうじゃない。
もしも帰ることになったら、この身分証明書だけが、セリーナがここにいた証となる。カルシオンにとっては大きな意味のある書類です。カルシオンの表情が切ないよ〜。もうこの時点で、帰ってほしくないと思ってますね。
さて、いよいよ王宮に向かう時間となりましたが、馬車は大渋滞。王族が入る前に入場しないと反逆罪になるらしいのですが、二人の乗った馬車が妨害に遭っています。
車輪に針金が仕掛けられていて、馬車が動かなくなってしまいました。今から新しい馬車を手配したのでは間に合わない。ということで、馬に乗っていくことになりました。
さすがセリーナ、ドレスを着たままでも乗馬OK!
しかも、かっこいい!!
二人でドドドドっと馬を走らせるシーンは、圧巻です。
かつて、オーラン伯爵という女性が馬で登場したことはあったらしいのですが、それ以来の馬での入場となります。
馬を操るセリーナ、美しすぎます。
・セリーナが芸術的な物に興味があると、店ごと買おうとするカルシオン
・何かあった時のためにセリーナの身分が用意されていた
・王宮へ向かう馬車に細工がされていて動かなくなったので、二人で馬で入場する