「北部公爵を誘惑します」33話・この世界では俺がいる

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今回は深い。深いよ。アイレルがもし自殺だったとしたら。

33話のあらすじ

アイレルの部屋を見に、西館に移動するカルシオンとセリーナ。西館は主に夫人が、東館は公爵が使っていたようです。

2階から裏庭に続く橋なんてロマンチックですねとセリーナが言うと、実は会ってはならない者に会う時のための橋でした。

逢引き用の橋なんて…と思うセリーナでしたが、貴族の世界では珍しくないことのようです。

さて、アイレルが実際に使っていた部屋に到着しました。

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33話の感想(ネタバレ含む)&次回考察

公爵夫人の趣味をぎゅっと詰め込んだ、豪華絢爛で優雅な部屋。その奥に小部屋があり、そこはジャネット夫人が使っていたのだそうです。

アイレルが亡くなった日もそこで寝ていましたが、眠りが深くて何も聞こえなかったと。あやしい、あやしすぎる。

アイレルは自分のベッドに横たわり、翌日の婚約式で着る予定だったドレスを着て亡くなっていました。

手首から肘まで鋭い傷があったそうですが、それって自分でつけるには無理がありますね。だからカルシオンは他殺だと思っているのです。

窓は閉まっていて、ドアも施錠されていたとなると、密室状態だったわけですが、それでも他殺だと思うのは、その傷の様子が理由のようです。

部屋を出入りするにはジャネット夫人の部屋を経由するしかありませんが、ジャネット夫人も鍵をかけていますので、そこを通るのは無理。

管理人
管理人

完全な密室ですね。だから表向きは自殺ということになっているのか。

状況からするとジャネット夫人が怪しいのですが、ランバードの名誉を何よりも大事にする夫人がそんな事件を起こすはずはないですし、何よりも自分が最も疑われるような状況で犯罪に走るほど馬鹿ではないですね、あの人は。

傷を見たカルシオンは自殺ではないといいますが、セリーナはまだ疑問に思っています。

もしどうしても辛くて我慢できなくて自分を傷つけたとしたら、追い詰めた人間は犯人か?アイレルが会った全ての人だとしても?アイレルに手を差し伸べず見ていただけの人も?と問い、「何も知らなかったあなたも?」と聞きます。

ハッとするカルシオン。自分が油断したからだと。

セリーナは無意識にアイレルの気持ちになっていたみたい。芸能界で苦労したんですね。陥れられたりしてかなり辛い思いをしたようです。

そんなセリーナに、この世界では我慢するな、俺がいるって、カルシオン格好いい!!

管理人
管理人

セリーナ、これは演技じゃなくて本気だから!!

俺がいる、俺がいる、俺がいる、俺がいる…。勝手に頭の中でリピートしてる。

翌日、ザ・アッテから、不手際があってサイズ直しができていないから、直接店に来て欲しいと連絡がきます。どうやら、誰かが裏で手を回したようですね。

またセリーナ戦わないといけないんだなあ。がんばれ!戦闘服に身を包んだセリーナは美しい。めっちゃ綺麗。

今回のストーリーのまとめ

・アイレルの部屋を見にいく

・密室状態だったので自殺となっているが、自分でつけられる傷ではないとカルシオンは断言

・セリーナはまだ自殺説を捨てきれない

・そこまで追い込んだ人たちはみな犯人

・ブティックから、サイズ直しに来店してと無礼な手紙

→34話へ続きます。

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