いいぞセリーナ、格好いい!スカッとした。
30話のあらすじ
全てのデザインについて、それぞれ色違いで10着ずつと、桁違いの注文をするセリーナ。計算高い店主は態度が急変します。
たまたまあった完成品を試着したセリーナの美しさに、みな唖然とします。
そんな中、席がないなら一緒にいかがですか?と男爵家の次男が声をかけてきました。次の予定があるからと断ると、名前だけでも教えて欲しいといいますが、セリーナは「うちのカルシオンは嫉妬が激しいので」と言って断りました。
→「北部公爵を誘惑します」はコミックシーモアでも読める!30話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
すごい、お金の力&公爵家の力。セリーナが公爵家のお客さんだとわかり、しかもお金があるとわかると、こんなにもすぐに態度が変わるんですね。
まあ、お金で繋がった間柄というのは信頼などないに等しいですから、そういう人たちはお金や権力がなくなった途端に離れていくのでしょう。
今回も、ジュナがいい感じで性格の悪さを暴露してますね。
セリーナがアイレルのことを話題に出すと、尻尾を振って男に駆け寄っていくとか、悪口の言い放題。しかも、セリーナがさりげなく、この店は予約がないと断られることを知っていたのだろうということを仄めかすと、適当に言い逃れる。
絶対わざと連れてきてるのに。
それがわかっているので、セリーナは攻撃に転じます。
疲れたので、自分はそこの花屋で待っているから、馬車で一周してカフェの席があるか探してこいというのです。
最初は躊躇するジュナですが、セリーナの気迫に負けて仕方なく一人で店探しに。いい気味ですね。
1時間後に、ようやく席を見つけて戻ってきたジュナ。つまり、最初セリーナにおすすめしていたお店は入れなかったってことです。
セリーナの方が1枚も2枚も上手で、スカッとする。
セリーナは「任務」があって社交界に潜入するし、気も強いからいいですが、気の弱いアイレルはこんな扱いを受けて、たまらなかったでしょう。
容疑者はたくさんいますが、正直、こんなに気が弱く片付けようと思えばどうにかできてしまうようなか弱い貴族令嬢がなぜ狙われたのか、セリーナは疑問に思っていました。
たしかに、普通の貴族令嬢なんて誰かに襲われたらひとたまりもないから、わざわざジュナみたいな使用人がそばでネチネチやらなくてもどうにかできたはず。
まだわからないことだらけです。
そんなこんなでカフェに移動しようとしていたら、カルシオンから緊急の伝令がきました。どうやら王妃が強引にやってきたみたいです。
・セリーナはデザインブックのドレスを全て色違いで10着ずつ注文する
・完成品を試着してその美しさをその場にいた人たちに印象付ける
・またもや入れない店に案内しようとするジュナを、席の空いている店を探してこいと一人で街を廻らせる
・カルシオンから、王妃訪問と緊急の伝令