
レーバン、さすが。
76話のあらすじ
タラン王国が送った使者が城門の前にいて、城は騒然としています。奇襲かと思われるほどの大群で、象まで連れています。
ベスの敵国であるタランの使者は、帝国の皇太子との面会を要求しており、その伝言さえベスの人間ではなくレーバンに託したのでした。
ルイスを呼べという国王の命令に、「王子さまは学者さまと…」と答える声を耳にしたレーバンは…。
76話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
どんな伝言かはわかりませんが、レーバンを介そうとしていることと、フェルデリックに面会しようとしていることに納得がいかないベスの面々。
それはそうですね、ここはベス。しかもタランは敵国なのに、自国にいきなり乗り込んできて帝国の人間に会わせろと言っているのですから。
ここへきて急に出てきたタラン王国。これからレーバンたちとどうか変わっていくのかが気になるところです。
さて、拉致されたアンジェラはどうやって逃げようか考えていました。自分のことを傷つけるつもりはなさそうですが、今は屋根の上。簡単には逃げられません。
アンジェラをさらった男は、なぜかアンジェラが書いた本を持っていましたが、作者だと知って拉致をしたのではなさそう。
帝国の物資の中からこの本を見つけたようで、正しい言葉の中に間違った言葉を混ぜて操る集団「異端」について話しています。
どうやらアンジェラのことをその異端、信徒だと勘違いしているみたいで、レーバン自らイメージづくりをしていると思っているようです。
そんなわけないじゃないか。どうやらこの男はレーバンのことを知っているみたいなのですが、戦争一筋で生きてきたレーバンが、今さらそんなことをするわけない。
アンジェラは、自分のためにレーバンが目の前の功績を捨てるわけがないといいますが、キスした相手なら違うのでは?と言われて真っ赤になります。
とそこへ、レーバン登場!!

待ってた!!
やっぱり助けに来てくれた!!
でもおもしろいのは、拉致されたことを知ったからじゃなくて、アンジェラが見合いをしてると思ったから。
しかも、噂話の主語は聞こえていなかったので、第二王子のルイスと知っていたわけではない。
相手は誰だかわからないけど、見合い!?と思っていてもたってもいられなかったか。
「いろんな男と会ってるみたいだな」と、レーバンが嫉妬!?

あの状況で、見合いを心配して助けに来るって、レーバンもかわいいですね〜〜〜〜。
自分たちがキスしたところを見たらしい、鼻なのに!というアンジェラの言葉に複雑な気持ちのレーバン。
だからあんなことをしてはいけなかったと思っているけど、もっと自分の気持ちに正直になってもいいと思うな。
・ベスの城門の前に敵国タランの使者が大群で押しかける
・謎の男はアンジェラが「異端」だと思ってさらったよう
・レーバンはアンジェラが見合いをしていると思って助けに来た