いよいよ花嫁になる日。楽しみなのは初夜。
第16話のあらすじ
季節は過ぎて秋の盛り。今日は婚礼の日です。
カワセミの青い羽を1枚1枚金箔に貼り付けて作った点翠(てんすい)工芸という装飾品が用意されていました。将軍が特別に注文した品です。
迎えにきた花婿が花嫁に赤い履き物を履かせ、花嫁が地面を踏まないように花婿が抱きかかえて輿まで移動。そして戻るときは、元きた道ではなく縁起の良い場所を通って迂回して帰る。
花婿の家に到着後は共に食べ物を口にし、酒を飲み交わし、最後の挨拶を持って結婚式が無事に終わりました。
→より大人の世界が好みの方はebookjapanで読もう第16話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
今回で最終回です。
婚礼の衣装が美しい〜〜〜。おじいさんにひとめ見せてあげたかったですね。
ただただ絵が綺麗で、すっかりはまってしまった。
LINE版では物足りなかったので、結局ebookjapan版を全部買ってしまいましたよ…。
まあ、買ってよかったですけど。絶対読むべきですよ、みなさま。
将軍が特別に作らせたという青い装飾品、これ実は、夜祭の時に雪が逃がそうとしていた、あの青い鳥の羽ではないのか?と思いましたが、違うな。
あの鳥はどうなったのでしょうか?という問いに、人々に踏み潰されてしまったことを正直にいうと悲しむから、さあなってごまかす優しさよ。
新婚初夜の回、ebookjapan版は2話になっており、しっかりいたしております。LINE版は全部カットです。
雪ちゃんの最後のセリフが「ー」となっていて書かれていないのですが、たぶん「愛してます」的なことを言ったのではないかと思います。
将軍が少し目を見開いて、驚いたような、何とも言えない表情をしていたので。
返答が「俺もだ夫人」でしたから、きっといいことを言ってあげたんでしょう。
「二人が生涯添い遂げながら」とありましたので、最後まで幸せに暮らしたんでしょうね。よかった。
番外編含めて16話と短めでしたけど、いいお話でした。
絵も綺麗だったし、雪ちゃんが変化していくのも可愛かった。
できれば、子供が生まれてからの話も読みたかったです。