「傲慢の時代」9話・横領しないなんて信じられない

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アーシャはそういう人なの。

9話のあらすじ

首都から物資が届いて1週間が経ち、フェルバーズの状況は驚くほど良くなりました。配給も順調に進んでおり、今日は小麦粉を配り、明日は種の配給申請を受け付ける予定です。

部下が木材が届いたから防壁の作業場に来てほしいというので一緒に行ってみると、おびただしい量の木材が届いていました。

カーライルが北部の領地にあった木材を全て買い上げ、難燃処理までしてくれていました。

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9話の感想(ネタバレ含む)&次回考察

いつの間にこんなに大量の木材を買ったのかはわからなかったし、自分に何を求めてこんなことをしているのかはわかりませんでしたが、フェルバーズの復興という願いを叶えてくれたカーライルのためにどんなことでもしようと思うアーシャでした。

カーライルがアーシャを呼んでいるというので行ってみると、自分が届けた金と物資をどこに使うのかを聞いていなかったと言われます。

アーシャは急いで再建計画書と予算の配分内訳書を持ってきて、カーライルに見せました。

カーライルが驚いたのは、アーシャが一切横領をしていないこと。だから言ったじゃないかとリオネルに言われていましたが、公金を横領するなんて当たり前にあることなのに、デッカーといい、アーシャといい、一切の不正をしていないことに驚くカーライル。

そうです、アーシャは公正な人です。不正なんてしないのです。

管理人
管理人

こういうところが好き。

横領しないことが信じられないカーライルは、自分の取り分はないのか?と聞きますが、アーシャは意味がわかりません。

まさか、プレゼントのネックレスや指輪なども自分のものにせず、フェルバーズのために使うのかと思ったら、やはりそうでした。

離婚したら競売場で売って、騎馬部隊を要請すると嬉しそうに答えるアーシャ。

社交界ではみんなが欲しがっていたネックレスを手に入れても、アーシャにとっては再建の肥やしでしかないんですね。

管理人
管理人

どことなく残念そうなカーライル。

まだ、アーシャのことが好きというわけではないと思いますが、今まで見たことのない女性のタイプなので、かなり気になっているのではないかと思います。

さて皇后は神殿でガブリエル大神官に面会していました。自分とマティアスを支持してほしいと。

ガブリエルは、支持するには約束が必要だと言います。

それは、マティアスが皇帝になったらチャド帝国を神聖帝国にすることでした。

この大神官はめっちゃイケメンで、私としては外見だけならカーライルよりこちらが好みなのですが、きっとアーシャの敵になる人なんだろうなと思います。

銀髪のロン毛最高。

今回のストーリーのまとめ

・フェルバーズの復興は順調に進んでいる

・カーライルはアーシャが横領していないことが信じられない

・皇后はガブリエル大神官に自分とマティアスを支持するようお願いする

10話へ続きます。

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