デッカーとドロシア、いいんじゃないか?
43話のあらすじ
カーライルがくれたお茶は2階にいる人たちみんながもらったもの。そして数日前には2階に夫婦の寝室を作った血追うことが、セシリアを苛立たせていました。
アーシャはカーライルがいなくなっても、フェルバーズの領主として尊敬される存在。それに比べて自分には何もない。なんとしても皇后にならなくてはと焦ります。
一方のドロシアは、自分がいない間に何もしていなかったとラフェルト子爵に責められていました。
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43話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
ラフェルト子爵って、カーライルの右腕的な存在なんだけど、人間的には全く尊敬できなくて。
男尊女卑だし、娘を道具として見ていないし。
おとなしくて賢いドロシアはフェルバーズで暮らしていくのもいいかも……と思っていたのですが、お父さん、なんということか、アーシャを殺そうとしてる!?
カーライルの情が移っていることに気づいて、いずれ消えてもらわなければと。
ちょっとひどすぎないか。
この人はいずれ、カーライルに切られるかな。このままだったら。
ラフェルト子爵はドロシアに、デッカーに近づいてアーシャの情報を手に入れろといいます。
本当に、人を利用することしか考えてないみたいですね。
まあ、皇太子(になる人)の側近だから仕方ないのかもしれないけれど。
いやですね、こんな腹黒な人は。
ドロシアはゆっくり本が読みたいだけなんだけど。
自分の部屋でもゆっくりできなくて、本を持って彷徨っていたドロシアは、静かに読めそうな場所を見つけて、ベンチに腰を下ろします。
するとそこへ、本を持ったデッカーがやってきて……
びっくりしたドロシアが本を閉じた表紙に懐中時計が落ちて壊れてしまうんだけど、その時のデッカーの対応がなんとも紳士でね。
ここで、デッカーが推理小説に興味を持っていることを知るドロシア。
首都に行った時に初めて呼んでハマったらしいのですが本があまりに高くて3冊しか買えなかったと。
やっぱり、カーライルからもらったお金を自分たちのためには使わなかったんだと思うドロシア。
この二人、ちょっといい感じになりそうで、期待大。
デッカーは本当に優しいし、アーシャのことは好きだけど恋愛感情ではないと思うので、ドロシア、いいんじゃないか?
お父さんは当然反対するだろうけどね。あの父から、よくこんないい子が生まれたな。
さて、いよいよきましたよ、ガブリエル大神官。
出迎えたカーライルとさっそくばちばちやってる。
ここでこいつが何をするのか、アーシャが無事でいられますように。
・セシリアは皇后にならなくてはと焦る
・ドロシアは何もしていないと父に責められる
・ガブリエル大神官がフェルバーズに到着する
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